iOS 16では、Apple Watchを持っていない人でも「フィットネス」アプリで消費カロリーの計測ができるようになりました。ランニングなどの運動に限らず、日常的な歩行等での活動量を確認することが可能です。
「アクティビティ」の使い方
「フィットネス」はこれまで、Apple Watchで計測した1日の活動量を記録するアプリとして使われてきました。それが、iOS 16ではApple Watchがなくても「ムーブ」(基礎代謝以外の消費カロリー)の計測ができるようになりました。
「フィットネス」の使い方
「フィットネス」を使用するには、最初に身長・体重などの情報を入力します。
これで使用準備ができました。あとは普通にiPhoneを持ち歩いていれば自動的に計測されます。消費カロリーがムーブリングの円周で表示され、リングが閉じればその日の目標達成です。カバンに入れたり、スマホショルダーで提げていてもOKです。
計測してみました
実際に持ち歩いてみると、このように計測されました。
「ムーブ」の目標値は後から変更することが可能です。
過去の記録の確認と「トレンド」の使い方
ムーブ計測の過去の記録は「フィットネス」アプリ上で確認できます。
「トレンド」は、過去1年間の記録に対して、直近90日間の傾向を分析してくれる機能です。「最近サボり気味かも…」など、自分の状況を感覚ではなく数字で把握することができます。
「バッジ」は、これまでの記録達成をビジュアルで一覧表示する機能です。集めても何かあるわけではありませんが、並べると達成感があります。