3月21日、LFS池袋esports Arenaにて「E5フェス Apex Legends レジェンド王決定戦」が開催されました。E5フェスは、LFS池袋を運営するE5esportsWorksのTwitch E5チャンネルで配信される定期イベントです。

これまでに『VALORANT』や『PUBG Mobile』『スーパーボンバーマンR』のタイトルで大会を開いています。今回は初の『Apex Legends』大会。一般参加者57名と有名プレイヤーのゲスト5名によるオンライン大会となりました。

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    配信会場であるLFS池袋では、実況の岸大河氏(写真左)、解説のすでたき氏(写真左中央)、オフラインゲストのShomaru7氏(写真右中央)とFtyan選手(写真右)が大会を盛り上げます

一般参加者とオンラインゲスト3名、計60名を3つのグループに分けて予選を行い、各グループ上位6名が決勝に進出。予選を勝ち抜いた18名にオフラインゲスト2名を加えた20名で決勝戦を行います。予選は3試合実施。順位ポイント+キルポイントのポイント総数ランキン順に順位が確定します。決勝は1試合のみで、最後まで生き残ったチャンピオンが優勝者となります。

大会ルールは、シングルス戦で、使用できるキャラクターがジブラルタルのみという特殊なルール。大会タイトル的に、優勝者はレジェンド王として称えられますが、ある意味ジブラルタル王でもあります。

マップは予選1GAME目がワールズエッジ、2GAME目がキングスキャニオン、3GAME目がオリンパスです。決勝マップは予選終了後抽選にて決定されます。

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    ルールはソロで、使用キャラはジブラルタルのみ。予選を勝ち上がった18名にオフラインゲストを加えた20名で決勝を争います

優勝賞品は、ガレリアのハイエンドゲーミングPC、ZONe ENERGY24缶入り5ケース、Elgato ウェブカメラ Facecam、ドスパラ20万ポイント、ダイナコムウェアのDynaSmart Vダウンロード版(1年間無償ライセンス)&ダイナコムウェアオリジナルクリアファイル、ASUSのゲーミングモニター、ゲーミングキーボード、ゲーミングマウス、DXRacerのゲーミングチェア、バッファローの外付けSSD、スイッチングハブ、明治のチョコレート効果2種各5個入りと盛りだくさん。すべての賞品は優勝者が独り占めできます。

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    優勝賞品その1。ゲーミングPC(GALLERIA XA7C-R37)だけでも高価賞品ですが、さらに2ドスパラポイント20万ポイントも

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    優勝賞品その2。ゲーミングモニターやマウス、キーボード、チェアなど一式を、優勝者が独り占め

オンラインゲストは、VTuberの猫麦とろろさん、ストリーマーのはつめさん、同じくストリーマーのまさのりいchさんの3人。オフラインゲストは、プロゲーマーのFtyan選手とプロチームREJECTのストリーマーshomaru7さんです。また、一般参加ではプロ選手もエントリーしており、高度な試合の展開が予測されます。

Aブロックでは、DetonatioN GamingのプロゲーマーyL選手が順当に1位を獲得。オンラインゲストの猫麦とろろさんは8位と惜しくも決勝進出はなりませんでした。

BブロックはORTHROSのプロゲーマーTenoriN選手が1位を獲得。オンラインゲストのまさのりchさんは2位で決勝進出です。CブロックはMiruFPSさんが1位を獲得。オンラインゲストのはつめさんも5位に滑り込み決勝進出となりました。

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    オンラインゲストのVtuberの猫麦とろろさん

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    同じくオンラインゲストのストリーマーのはつめさん

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    予選を通過した各ブロックの選手

決勝を行う前に、レジェンド王決定戦の予選に漏れてしまった人や申し込みを忘れた人のために、「E子ちゃん主催! 視聴者カスタムマッチ!」を開催。ちなみにE子ちゃんは、E5の社員で、E5の配信番組「E5なう!」のメインMCを務めています。今回は実況も担当。最初はがんばって実況していたE子ちゃんですが、見かねた岸大河さんによるいつもの実況となり、合いの手を入れるのが精一杯となっていました。そこも含めてE子ちゃんらしいと言えば、らしい感じです。

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    E子ちゃん主催! 視聴者カスタムマッチ!の実況をする岸大河氏とE子ちゃん

視聴者カスタムマッチは、先着54名が参加でき、オンラインゲストとオフラインゲスト、解説を勤めるZETA DIVISIONのすでたきさんを加えた60名によるトリオでのエキシビションマッチ。トリオはオンラインゲストチームとオフラインゲストチーム以外は、運営によってランダムで振り分けられました。

優勝したのはオフラインゲストチーム。腕に覚えのある3人のチームが、オフラインならではの声かけによるコミュニケーションの優位性を活かしきりました。

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    オフラインゲストチームは流石の腕前でした

そして、そのあとはいよいよ「E5フェス Apex Legends レジェンド王決定戦」の決勝。抽選の結果、オリンパスのマップに決まり、ゲーム開始です。最終戦は、チャンピオンになった人が優勝となるので、無理に戦わず、ハイド(隠れていること)で人数が少なくなるのを待ったり、1対1で戦い、お互いが弱ったところを攻撃する「漁夫」を狙ったりと、ポイントを稼ぐ予選とは違う立ち回りが必要です。

ゲーム開始前にオアシスに降り立つと宣言していたShomaru78選手ですが、それに呼応したのがCブロック1位で予選最高ポイントを獲得したMiruFPS選手。Shomaru7選手と同じオアシスに降り立ちます。開始早々、激しい銃撃戦となりますが、MiruFPS選手が見事1対1を制し、Shomaru7選手を撃破しました。

その直後、まさのりch選手がjaru73選手と抗戦。戦闘中にjaru73選手が紫アーマーを取得すると、まさのりch選手が防御力の差で倒され、2人目の脱落者となりました。

残り9人となったところで最後のゲストであるFtyan選手はTenoriN選手との一騎打ちが発生。お互い一歩も譲らず体力を減らしあった結果、BTR_Reon_Redsky選手が飛び込み、漁夫を得ました。

このように激しい攻防が続くなか、最後に勝利したのはTwitch.Hirameki選手でした。ファイトナイトのリング内に早くから陣取り、リング外で倒し合う選手を尻目に待ち構え続けます。最後はリングに入ってきたyL選手をリング外に蹴散らし、さらにBTR_Reon_Redsky選手も倒して優勝を手にしました。

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    記念すべき第1回レジェンド王はTwitch.Hirameki選手に決まりました

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    決勝の総ポイント数(順位ポイントとキルポイントの合計)では、BTR_Reon_Redsky選手が1位でしたが、チャンピオンが勝利条件だったので、残念ながら賞品獲得ならず

E5フェスは、eスポーツ運営会社が主催していることもあり、その賞品の豪華さ、参加者の豪華さは、目を見張るものがあります。プロ選手やインフルエンサーなど、普段一緒に大会に出られない人たちとプレイするのはほかではなかなか味わえない価値があるでしょう。

また、オンラインゲストは、それぞれが自分のチャンネルで配信していました。参加者も180秒のディレイをかけていれば自由に配信できるのもうれしいところではないでしょうか。

公式チャンネルの視聴者数は分散してしまいますが、トータル視聴者数は確実に伸びるので、運営としてもE5フェスを周知させるのには、メリットが大きいわけです。

第2回レジェンド王決定戦の開催も発表されています。『Apex Legends』プレイヤーは是非、次回の参加、視聴をしてみることをオススメします。FPSが中心ですが、『スーパーボンバーマンR』のようなタイトルも扱っているので、違うジャンルのタイトルでの開催も期待しましょう。