今回の液晶ペンタブレット「Cintiq Companion」を持参してのアメリカ旅行では、前半10日あまりをコロラドで過ごし、後半10日をラスベガスからグランドキャニオン~モニュメント・バレーなどをバイクツーリングで過ごす予定です。

コロラドからラスベガスへの移動は飛行機。この時の手荷物検査でちょっとした事件が……。

国内線での移動は国際線と違いチェックもアバウトっぽいし、なにより注意書きが英語なのであまり視界に入ってこなくてすっかり忘れてました。手荷物検査の時って、カバンからパソコン出してなきゃダメだったんですよね。

「へー、アメリカって靴も脱いで検査通すんだ。みんな裸足だよ、へんなのー」

とかポケーっと眺めてる場合じゃなかった。

X線検査器を通された後、別ルートに流されていくマイバッグ。

おばちゃん係員がそれを受け取り、「なんだこれパソコンか?」とCintiq Companionを取り出し、じろじろと眺めまわした後、”描画面を下向きに”してぞんざいにトレーへドン。ズリズリーと擦れてるような嫌な音。Cintiq Companionの背面につけていたスタンドが、どうもおばちゃん係員にはラップトップPCのパカッと開くディスプレイ部と思えたようです。

もう、ぞぞぞーっと鳥肌がたちまして。

無事手荷物検査をパスして手元に戻ってきた時、真っ先に描画面の傷をチェックしたのは言うまでもありません。幸いはっきりとわかる傷はありませんでしたが、やはり普通とは違う特性を持つパソコンなわけなので、知識のない人の手に扱いを委ねることにはならないよう、注意を払うべきだよなーと反省した一幕でした。