AMDは10月5日、Radeon GPUでGPUコンピューティング環境「ROCm 10.1」を利用するためのWindows向けドライバ「AMD Software: Adrenalin Edition for ROCm 10.1」を公開した。一般的なゲーム向けのAdrenalin Editionとは異なり、ROCm 10.1の利用を目的としている。
ROCmはAMDが開発するオープンソースのGPUコンピューティングプラットフォーム。GPUを利用したAIやHPCなどに向け、コンパイラやランタイム、ライブラリなどを提供する。AI分野ではPyTorchやJAX、vLLM、SGLangなどを利用するための環境も用意されている。
今回公開されたドライバでは、コンシューマ向けのRadeon RX 9000シリーズやRadeon RX 7900 / 7800 / 7700 / 7600シリーズに加え、Radeon AI PRO R9700シリーズもサポートする。対応OSはWindows 11 バージョン21H2以降かWindows 10 64bit バージョン1809以降としている。
ROCmはもともとLinuxやデータセンター向けGPUを中心に利用されてきたが、近年はコンシューマ向けRadeonやWindowsへの対応も拡大している。AMDは同日にROCm 10.1も公開し、AI推論や開発ツール、プロファイリング機能などを中心に強化した。
