カシオ計算機は3月18日、同社の電卓フラッグシップモデル「S100X」に日本の伝統工芸「漆塗り」を施した特別モデル「S100X-JC1-U」を発表した。価格は99,000円、発売日は4月9日。世界限定650台の生産となる。
製造を担うのは、福井県鯖江市に拠点を置く1930年創業・約95年の歴史を持つ越前漆器メーカー「山久漆工(やまきゅうしっこう)」。熟練塗師が一台ずつ手作業で漆を施しており、天然漆100%の深く濃い艶が特徴だ。
漆の木から採取した生漆を原料に使用し、精密加工されたアルミニウム合金のボディに「溜塗(ためぬり)」を施している。赤色の下地に半透明な飴色の漆を重ねることで、深みのある赤茶色やえんじ色を生み出す仕上げで、漆塗りの工程と乾燥を経て山形カシオで組み立てを行い、1か月以上の製造期間をかけて完成させる。
ベースとなる「S100X」は、カシオの電卓において唯一、山形カシオでの国内生産モデルだ。液晶は低反射・高コントラストで、さまざまな光源下でも数字が鮮明に表示される。液晶の文字色には万年筆のインクをイメージした上品な紺を採用している。
特別仕様のパッケージは芯材を用いた堅牢な箱で、深みのある黒地に伝統的な金模様をあしらい、カシオのロゴには金箔押しを施している。
製品の詳細はスペシャルサイトで確認できる。





