メルカリは2月27日、「安心・安全の取り組みに関する透明性レポート 2025年下半期版」を公開した。不正利用者の「徹底的な排除」とお客さまの「徹底的な救済」の取り組みを着実に推進し、トラブル遭遇率は0.38%に低減した。
本レポートでは、透明性を確保しながら各施策を推進していくことを目的に、2025年5月に発表した不正利用者の「徹底的な排除」と利用者の「徹底的な救済」に基づく取り組みの進捗状況について開示している。
不正利用者の「徹底的な排除」では、本人確認の強化によって、本人確認済のユーザーによる取引割合が78%に増加。ログイン時のFIDO・パスキー認証を推進し、登録者数が1,178万人に増えた。
不正利用の未然防止のためAIを活用した不正監視を強化し、2025年下半期で約76万件の不正アカウントを利用制限。出品者が「出品時にあんしん鑑定を利用可能に設定した商品数」は前年同期比で約3.2倍に増加した。AIを活用した監視・対応を通じ、2025年下半期には約5,654万商品を規約違反として削除している。
利用者の「徹底的な救済」では、商品回収センターに到着した商品の補償実施割合は99.6%に増加。商品回収センターに商品到着から補償までの所要時間が26.7時間減少し、到着後48時間以内に補償される割合が97.0%に増加した。
あんしん鑑定サービスの内製化では、2025年9月にメルカリの自社運営となる「メルカリ鑑定センター」を立ち上げ、鑑定のノウハウや事例の蓄積・活用を進めている。対象ブランド出品時の標準化等により、出品時に鑑定を利用可能に設定した商品数は前年同期比で約3.2倍となり、安心して購入できる機会が拡大した。
マーケットプレイスの基本原則に関する議論では、2025年7月および9月に「第5回 マーケットプレイスのあり方に関するアドバイザリーボード」を実施し、今後の対応方針を明確化するとともに、基本原則策定の考え方や議論の経緯、新たに定めた対応方針をまとめたホワイトペーパーを公開している。
警察などの捜査機関との連携状況では、警察庁をはじめとした関係機関と緊密に連携して不正対策を実施。2025年7月には、テロの未然防止の観点から危険性が指摘された空薬莢について出品禁止対応を行い、この取り組みが評価され警察庁より感謝状を受けた。
今後もメルカリは、正しく利用している顧客が不利益を被ることがないよう、安心・安全に利用できる環境を構築していくとしている。




