iOSでは、「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」の順に画面を開くと、アプリごとの内蔵ストレージ使用量を確認できます。並び順に「サイズ」を選択すれば、写真アプリやSafari、FacebookやInstagramといったアプリが上位に表示されることでしょう。

それぞれのアプリをタップすると、「アプリのサイズ」と「書類とデータ」という項目が表示されます。前者は文字どおりアプリ本体、実行ファイル(プログラム)やライブラリ、ボタン画像など各種データで構成され、ユーザの手で変更されることはありません。後者はユーザが作成した書類/ファイルやアプリが生成するデータで、キャッシュもここに含まれます。つまり、キャッシュは「書類とデータ」の一部であり、すべてではありません。

「書類とデータ」の内容は基本的に表示されませんが、例外的に一部のアプリでは確認することができます。多くのユーザが利用している「LINE」はそのひとつで、アプリ画面からホーム→設定(歯車ボタン)→トーク→データの削除の順に画面を開くと、LINEが使用しているストレージ容量にくわえ、キャッシュ、写真、動画といった項目別にストレージ使用量を確認できます。

LINEの場合、トークを構成する要素の多くはキャッシュではありません。画面上でキャッシュを削除してもトーク履歴が消えてしまうことはなく、写真や動画も各項目の「削除」ボタンをタップしないかぎり削除されません。

なお、LINEのキャッシュにはトークに表示された画像(サムネイル)やスタンプデータが含まれるため、削除するとスタンプの再ダウンロードなどの手間が発生します。トーク画面の表示速度が低下した、ストレージを一時的に空けたい、といった差し迫った理由がないかぎりは削除しないほうがいいでしょう。

  • 「書類とデータ」の内訳を確認できるアプリは、LINEなど一部に限られます

    「書類とデータ」の内訳を確認できるアプリは、LINEなど一部に限られます