フォトグラフスタイルといえば、iPhone 13シリーズとiPhone SE(第3世代)以降でサポートされている写真の色味を変える撮影モードのこと。「設定」→「カメラ」→「フォトグラフスタイル」の順に画面を開き、4点表示されている写真を右方向へスワイプすれば、標準のほかアンバーやゴールドなど計7種類用意されたモードの中から選択できます。

そのフォトグラフスタイルは、シャッターを切った時点で色味を変更します。SoCに搭載された画像合成技術「Deep Fusion」を利用し、被写体の肌の色など一部要素に配慮したうえでコントラストや色調を調整します。iPhoneのカメラの「画作り」そのものを変えてしまうため、あとから効果を取り消す(標準モードで撮影した状態にする)ことはできません。

iOSには写真の色味を変える機能として「フィルタ」も用意されていますが、こちらは撮影後に色味などの調整を行う編集機能の一種です。効果が気に入らなければ取り消しできますから、気軽に試せるメリットがあります。ただし、フィルタの効果は写真全体に一律適用されるため、肌の色や空の色を調整対象に含めないフォトグラフスタイルとは仕上がりの印象が異なります。

どちらも初期設定のまま撮影した写真と色味が変わることに違いはありませんが、人物を撮影する機会が多い場合はフォトグラフスタイルの利用が適しています。SNSで公開する写真だけはビビッドな色使いにしたいという場合には、フォトグラフスタイルは設定せず(標準モードのまま)写真ごとにフィルタを適用するほうがいいでしょう。

  • カメラの「フォトグラフスタイル」は「フィルタ」とどう違う

    カメラの「フォトグラフスタイル」は「フィルタ」とどう違う