Googleは10月29日(米国時間)、YouTubeコンテンツに関する新機能を発表した。同日から順次提供を開始する。

  • サムネイルの容量拡大などを順次提供していく(YouTube Official Blogより)

    サムネイルの容量拡大などを順次提供していく(YouTube Official Blogより)

新機能の1つは、サムネイルのファイル容量制限の拡大。これまでは2MBだったところ、50MBに拡大し、4K解像度のサムネイル作成・表示も可能となった。一部のクリエイターを対象に、より高品質なオリジナル動画をアップロードできる大容量VODアップロードのテストも開始したという。

また、AIを活用して動画を自動で高解像度化する機能も導入する。最初は1080p未満の動画を対象に、HDへのアップスケールを開始。今後4Kまでの解像度へ対応することを目指す。元ファイルの解像度は保持され、高解像度化機能を拒否するオプションも用意する。現在と同じように、視聴者側で再生解像度を選択することもできる。

表示デザインも改善し、YouTubeチャンネルの選択時、没入感あるプレビュー画面を確認できるようになる。また、視聴者がクリエイターのチャンネルから動画を検索すると、そのチャンネル内の動画が検索結果の上部に優先的に表示されるようになる。

このほか、タグ付けされたショッピング動画にて、視聴者がショッピングQRコードをスマートフォンでスキャンすると商品ページをすぐ開けるような機能強化を予定する。動画内の特定タイミングで商品を表示する機能のテストも開始している。