スリープ中でも画面を完全に消灯せず、時計や通知などを表示し続ける「常に画面オン」は、14 Pro/Pro Max以降のiPhoneでサポートされている機能です。「設定」→「画面表示と明るさ」→「常に画面オン」画面でスイッチをオンにしないかぎり動作しないため、一度も経験したことがないiPhoneユーザは多いはずですが、これがなかなか便利なのです。

「常に画面オン」を有効にすると、iPhoneがスリープ/ロック状態にあるときでも、ロック解除することなく未読の通知件数を把握できます。ロック解除しないかぎり通知の詳細を知ることはできませんが、未読のメールやLINEがあることを確認できます。ロック画面にはウィジェットも表示できるので、ニュースや天気予報のチェックにも利用できます。

スリープ/ロック状態でも画面が表示されるということは、電力消費量の増加を意味しますが、現行のiPhoneに採用れているOLED(有機EL)ディスプレイは画素1つ1つが完全に独立した構造のため、無点灯で完全な黒の部分はほぼ電力を消費しません。そのうえ、周囲が暗い・集中モード時など使用状況から判断してディスプレイを自動オフする仕組みも用意されています。

とはいえ、「常に画面オン」を有効にすると電力消費量が増えることは確かです。公式情報はないものの、1日あたり5%程度バッテリー消費量が増えることは覚悟しましょう。

ところで、「常に画面オン」が有効なときに壁紙を表示しないことで、わずかながら消費電力を減らせます。無点灯で完全な黒の部分はほぼ電力を消費しないというOLEDディスプレイの特徴を生かした省エネ術ですが、意外に効果がありますよ。

  • 「常に画面オン」は消費電力が増えるものの、それを補うメリットがあります

    「常に画面オン」は消費電力が増えるものの、それを補うメリットがあります