新月から次の新月までの周期は約29.5日、これを月の満ち欠けと呼びます。月は海の満潮/干潮に影響するなど私たちの暮らしと密接なつながりがあるため、地球から見える太陽光に照らされた面積(輝面率)の増減に応じて「三日月」や「満月」などと名付けられています。
日本では、1日目の陰しか見えない月は「新月」、2、3日目の月を「三日月」、7日目の月を「上弦の月」、満月まであと少しの月を「十三夜」、15日目(十五夜)の月を「満月」、そこから欠け始めて「十六夜(いざよい)」、「寝待月」、「下弦の月」、「有明月」、そして28、29日目の「明けの三日月」などと呼ばれています。太陰暦を用いた時代はともかく、現代においてそれらの呼び名は風流に感じられるかもしれませんね。
iOSに付属の天気アプリには、月の満ち欠け/月齢に応じた呼び名を表示する機能が用意されています。適当な地域の天気を表示しているとき、画面を下方向へスクロールすると月の画像が現れるので、そこをタップしてみましょう。
画面中央のスライダーを左右へ動かすと、太陽光に照らされた面積が増減するとともに、日時に応じた月の呼び名と輝面率、そして次の満月までの日数などの情報が表示されます。輝面率に応じた月の呼び名の変化をインタラクティブに確認できるわけで、なんともいえない楽しさがあります。
なお、iOS 18.6の時点で天気アプリに表示される月の呼び名は、新月 → 三日月 → 上弦 → 十日夜 → 満月 → 寝待月 → 下弦 → 有明月 → 新月の順となります。十三夜と十六夜がない、明けの三日月も表示されないなどと違和感を覚える人もいることでしょうが、今日は下弦の月か、次の十五夜はいつだろう、などとすぐに調べられるのはいいものですね。
