アプリの検索/起動に便利な「アプリライブラリ」。ホーム画面に表示するアプリの数を絞り込みたい、だからといって削除するつもりはないしフォルダで管理するのも面倒だ...そんなニーズに応えてくれる機能として、iOS 14以来多くのユーザに活用されています。
アプリライブラリの特長には、インストールしたアプリを自動的に分類/整理してくれること、目的のアプリをすばやく探してくれる検索機能の2点が挙げられます。分類/整理には利用頻度も加味されるため、よく使うアプリほど起動しやすく、目立つところに表示されます。数百ものアプリをインストールしていても、ホーム画面に多数のページを作らずすっきり管理できるところがメリットです。
一方、利用頻度がそれほど高くないアプリは、アプリ名の一部を入力して検索することになりますが、iOSの基礎であるmacOSに由来する特長を知っていると、検索スピードをアップできるかもしれません。
それは、アプリに「ファイルシステム上の名前とローカライズされた名前」があること。iOSアプリは英語名の末尾に「.app」という文字列(拡張子)がくわえられたフォルダ構造を持ち、その中に対応言語ごとのデータやアプリ本体が格納されています。このフォルダ名が前者のファイルシステム上の名前であり、対応言語に翻訳された文字列が後者のローカライズされた名前です。
たとえば、ホーム画面上でメモアプリは「メモ」と表示されますが、これは日本語にローカライズされた名前で、ファイルシステム上の名前は「Notes(.app)」です。株価は「Stocks(.app)」、設定は「Settings(.app)」がファイルシステム上の名前です。
アプリライブラリは、どちらの名前でも検索に利用できます。大文字/小文字も厳密に区別しないため、「note」と検索すれば「メモ」が、「stocks」と検索すれば「株価」がヒットします。多言語対応アプリに限った話で、日本語のみ対応のアプリはファイルシステム上の名前も日本語にされていることがありますが、ローマ字のほうがすばやく入力できる人は検索速度アップの裏技として活用できるはずですよ。
