インターネットイニシアティブ(IIJ)は8月1日、北海道恵庭市が同社の医療・介護・福祉分野の専門職間で情報をリアルタイムに連携・共有できるICTプラットフォーム「IIJ電子@連絡帳サービス」を導入したと発表した。

  • サービス概要図

    「電子@連絡帳サービス」概要図

北海道でのサービス導入は初めて

「IIJ電子@連絡帳サービス」は、医師、看護師、薬剤師、介護ヘルパー、ケアマネジャーなどの専門職が、在宅医療を受ける高齢者や小児・児童などの患者情報を共有するためのICTプラットフォーム。2017年4月にサービスを開始し、現在は全国76区市町村で導入され、27,000人以上の専門職が利用しているという。同サービスの北海道内での導入は今回の恵庭市が初めてとなる。

恵庭市では、医療や介護の関係者が患者や高齢者の情報を共有し、専門職同士が連携を強化する仕組み作りが課題となっていた。このため、2024年度から専門職間の連携や地域での見守りに強みを持つ同サービスを試験導入し、4か所の地域包括支援センターなどで活用を検証してきた。

こうした検証を経て、恵庭市は電子@連絡帳の導入を正式に決定。将来的には近隣自治体との広域連携や、災害時の住民安否確認を迅速に行うための情報共有基盤としての活用も検討しているということだ。