日本郵政および日本郵便は6月13日、日本郵便が提供する無料のユーザーID「ゆうID」および独自のポイントサービス「ゆうゆうポイント」事業を、グループ持株会社である日本郵政に移管すると発表した。移管日は2025年7月1日。
「ゆうID」は、日本郵政グループが提供するサービスをまとめて利用できるユーザーID。2013年に「ゆうびんID」の名称で提供開始し、2024年5月には日本郵政グループのサービス連携を進めるため、「ゆうID」へ名称変更した。
「ゆうゆうポイント」は2024年11月に開始したサービスで、郵便局への来局や郵政グループのネット利用でポイントが貯められ、貯めたポイントは特典と交換したり家族とシェアできたりする。
日本郵政および日本郵便は、ゆうIDを日本郵政グループが提供するサービスの軸に据えることで、日本郵政グループ各社のサービス連携につなげ、グループを横断したサービス利用がしやすくなるとする。また、ゆうIDの情報を更新すると合わせて連携サービスの情報も更新されるなど、サービスの情報登録や管理の利便性向上も見込んでいる。