ソースネクストが、正常に読めなくなったCD-RやDVD-Rディスクから無事なデータを保存(セーブ)するソフト「B's ディスク・セーブ」を発売した。劣化が進んだディスクの状態を診断でき、劣化により読み込みが困難になったディスクから強制的に生きているデータを取り出せる。

価格は4,950円で、5月14日までは40%引きの2,950円。ダウンロード販売のみ。

3月に発売したライティングソフト「B's Recorder GOLD 21」から、光学メディアの診断やデータの保存機能を切り出して製品化したもの。ディスクの劣化の状態を簡単にチェックでき、ディスクが壊れていても生きている一部のデータを強制的にコピーできる。専門的な知識や操作は必要なく、時間や手間をかけず実行できるのも特徴。

  • CD-RやDVD-Rはさまざまな原因で劣化が進み、いつまでも正常に読めるわけではない

  • 保管状態がよくても30年も経てば読み込めなくなると言われている

ディスクの劣化チェック機能は、いずれデータが読み込めなくなる危険性があるかをチェックでき、正常に読み込めているように見えても読めなくなるリスクを抱えているかを可視化できる。

  • ディスクのチェック機能では、エラーの割合を弾き出してくれる

データが壊れて一部のデータが正常に読み込みできない場合でも、読めるデータを強制的にパソコンに保存できる。写真や動画は、本来一部のデータが破損すると表示できなくなるが、修復バックアップ機能を使うとデータの無事な部分を再現できるようになる。

  • 画像の強制コピー機能では、ダメになった部分を含めて正常な部分を読み出してくれる