スタンダード簡易水冷に新バージョン

Cooler Masterの「MasterLiquid Core II」は、お手頃価格のオールインワン水冷CPUクーラーだ。静音性の高い改良型G9Rデュアルチャンバーポンプを搭載。インフィニティミラーの水冷ブロックとARGBファンにより、デザイン性も高い。カラーはブラックとホワイト。価格は、24cmモデルが13,500円前後、36cmモデルが17,000円前後だ。

  • Cooler Masterの「MasterLiquid 240 Core II」。インフィニティミラーが特徴的

    Cooler Masterの「MasterLiquid 240 Core II」。インフィニティミラーが特徴的

  • こちらは「MasterLiquid 360 Core II」。取り付けやすい40cmチューブを採用した

    こちらは「MasterLiquid 360 Core II」。取り付けやすい40cmチューブを採用した

iCUE LINKファンに冷却強化の30mm厚版

Corsairの「iCUE LINK RX MAX RGB」は、厚さを25mm→30mmに増やし、冷却性能を強化したARGBファン。30mm厚のMAXモデルは、すでにRSシリーズで登場していたが、今回はiCUE LINK対応ファンということで、待っていた人も多いだろう。ブラックとホワイトが用意され、価格は、12cmの3個セットが18,500円前後、14cmの2個セットが15,500円前後。

  • Corsairの「iCUE LINK RX MAX RGB」。鮮やかな8個のRGB LEDを搭載している

  • 厚みを増やして大型ファンブレードを搭載。AirGuide技術で集中的に冷却する

ASRock電源にハイエンドのTaichiモデル

ASRockの電源製品としては、すでに「Steel Legend」が発売されていたが、新たに80 PLUS Titaniumのハイエンドモデル「Taichi」が登場した。Infineon CoolMOSやSiC SBD(ショットキーバリアダイオード)を採用し、高い効率と信頼性を実現。最大235%のピーク電力にも対応する。価格は、「TC-1650T」が86,000円前後、「TC-1300T」が66,000円前後。

  • ASRockの「TC-1650T」。Taichiらしい歯車のデザインを採用している

  • ケーブルはフルモジュラー仕様。5Vブーストモードのスイッチも搭載する

また、「Phantom Gaming」と「Challenger」も登場している。Phantom Gamingは80 PLUS Goldのモデルになり、価格は「PG-1300G」が45,000円前後、「PG-1000G」が40,000円前後。Challengerはエントリー向けの安価なモデルで、Goldの「CL-750G」が16,500円前後、Bronzeの「CL-750B」が12,500円前後、「CL-650B」が11,500円前後だ。

  • 「PG-1300G」。フルモジュラー仕様のモデルで、135mmのFDBファンを搭載

  • 「CL-750B」。Challengerには、GoldとBronzeのモデルが用意されている

ROG Strix Platinum電源にホワイトモデル

ASUSの「ROG-STRIX-1000P-GAMING-WHITE」は、高効率のGaN MOSFETを採用したハイエンド向けの80 PLUS Platinum電源だ。容量は1000Wで、カラーはホワイト。この「ROG Strix Platinum」シリーズでは、すでにブラックの850W/1000W/1200Wが発売ずみだが、ホワイトモデルはこれが初登場となる。価格は49,500円前後。

  • ASUSの「ROG-STRIX-1000P-GAMING-WHITE」。大型ROGヒートシンクを搭載する

  • 右端の紫色のコネクタを接続すると、独自の「GPU-FIRST」機能が有効になる

L字型電源にお手頃価格のGoldバージョン

Lian Liの「Edge Gold」は、L字型デザインを採用した80 PLUS Gold電源だ。Edgeシリーズは、デュアルチャンバー構造のPCケースでケーブルの抜き差しが容易であることが特徴。すでに発売中のPlatinum版では、USBハブが内蔵されていたが、このGold版は分離可能となった。容量は750W/850W/1000W/1200Wで、価格は18,000円前後~32,000円前後。

  • Lian Liの「Edge Gold」。プラグインコネクタが外側を向き、抜き差しが簡単

  • USBハブは着脱式になった。マグネットでケース内の好きな位置に設置できる

木材使用のクリエイター向けミドルタワー

ASUSの「ProArt PA401 Wood Edition」は、木製のフロントパネルを採用したミドルタワーケースだ。木材は、耐久性の高いアッシュウッドを使用。6段階のデザイン工程を経て、高級感のある仕上がりを実現した。サイドパネルの違いで2種類が用意され、価格は、強化ガラスモデルが26,000円前後、スチールモデルが24,500円前後。

  • ASUSの「ProArt PA401 Wood Edition」。画像だと分かりにくいが、木材を使用

  • フロントには、32mm厚の16cmファンをデュアル搭載し、冷却性にも優れる

背面コネクタに対応するmicroATXケース

IN WINの「F3」は、背面コネクタ仕様のマザーボードに対応するmicroATXケース。デザイン性も高く、フロントパネルの右側には、ブラックがカラーガラス、ホワイトがメープルウッドと、2色で異なる素材が使われている。コンパクトながら、最長34cmのグラフィックスカードに対応。価格は、ブラックが18,000円前後、ホワイトが19,000円前後だ。

  • IN WINの「F3」。ブラックとホワイトで、フロントのデザインが異なっている

  • リア側に、12cmのARGBファンを1つ標準搭載。電源スペースはフロント側にある

光る電源延長ケーブルがワイヤレスに

Lian Liの「Strimer Wireless」は、光る電源延長ケーブルのワイヤレスモデルだ。従来は、LEDストリップ用の配線が必要だったが、信号は2.4GHzで無線化、電力は延長ケーブル側から供給する方式に変更。余計な配線が不要となり、設置作業が簡単になった。24ピン用、CPU用、GPU用などを多数ラインナップし、価格は9,000円前後から。

  • Lian Liの「Strimer Wireless」。側面もLEDがカバーし、より鮮やかになった

  • GPU用(12+4ピン)ケーブルには、90度コネクタを採用。ケース内に収めやすい