標準装備の電卓アプリ「計算機」は、iOS 18で大きく変わりました。メモアプリとの連携により手書き計算が可能になったほか、過去の計算式を再利用するできる履歴機能、通貨や長さなど2つの異なる単位を入れ替える換算機能など、多くの新機能が追加されています。

しかし、等号(=)ボタンをタップすることで直前の計算を繰り返す機能は姿を消しました。以前の計算機アプリでは、「3×3=」を計算したあとに「=」をタップすると、タップするたびに計算が繰り返され(3×3×3=27、3×3×3×3=81...)、かんたんに累乗計算を実行できましたが、iOS 18以降「=」を続けてタップしても反応はありません。

この繰り返し計算は、いわゆる「電卓」ではごく当たり前の機能として利用されています。たとえば元本1万円を年利5%で複利計算をするとき、「10,000×1.05=」で1年分を計算したあと、「=」を押すたびに2年、3年、4年の計算も続けて実行できるのです。加減算の繰り返しも、この方法でかんたんに繰り返すことができます。計算機アプリでこの機能を採用するのは自然な流れ、使えないことに違和感を覚える人も多いはずです。

巷の意見を汲んだのか、2025年1月公開のiOS 18.3で直前の計算を繰り返す機能が復活しました。前述した累乗計算も複利計算も、iOS 18.3にアップデートすることで再び利用できるというわけです。電卓の繰り返し計算に慣れた人には、必須のアップデートといえそうですよ。

  • iOS 18.3にアップデートすると、iOS 18以降失われていた「繰り返し計算」が復活します