米Microsoftは1月16日(現地時間)、Windows 11の最新バージョン「Windows 11 バージョン24H2」(Windows 11 2024 Update)の自動更新を全体に展開し始めたことを発表した。
Windows 11バージョン24H2は2024年10月1日にリリースされ、自動更新については互換性と安全なアップデートが確認された対象デバイスから段階的な展開が行われてきた。16日より、更新の新たな段階に移行し、Windows 11 HomeおよびProエディション(バージョン23H2および22H2)を搭載する対象デバイスが順次アップデートされる。
ただし、企業や教育機関などIT管理下にあるデバイスは自動更新の対象外である。また、Microsoftは、自動HDRや特定のオーディオデバイスにおける不具合など、Windows 11バージョン24H2で確認された既知の問題の解決に取り組んでおり、一部のデバイスではセーフガードホールドによって自動更新が保留される。
自動更新を待たずにアップデートしたい場合は、「設定」内の[Windows Update]でアップデートを確認できる。PCを使用している時間帯への影響を避けたい場合は、アクティブ時間を設定してデバイスを再起動する時間を選択するか、アップデートを短期間延期させることが可能である。