iPhoneに標準装備の写真アプリは、名前こそ「写真」ですが、簡易的ながらビデオの再生/編集機能も備えています。特に再生機能は馴染み深いもの、撮影したビデオを確認するにはちょうどいいアプリです。
しかし、用途によってはイライラするところも。ビデオを開いたらいきなり再生が始まり、末尾まで来たかと思ったら再び先頭から再生、以降その繰り返し...任意の位置から少し再生したいだけなのに、見る必要のない部分まで再生されてしまいます。
この仕様は、設定を見直すことで変更できます。iOS 18.2の写真アプリの初期設定では、ビデオを開くと再生がスタートしループ再生するよう設定されていますが、「設定」→「アプリ」→「写真」画面にある2つのスイッチで変更できるのです。
「モーションを自動再生」は、ビデオを開くと自動的に再生開始するかどうかを決めるスイッチです。初期設定ではオンにされていますが、自動的に再生が始まると不都合な場合はオフにしましょう。
「ビデオをループ」は、ビデオを末尾まで再生したとき再び先頭から再生(ループ再生)するかどうかを決めるスイッチです。ループ再生したくない場合はオフにしましょう。
なお、「モーションを自動再生」スイッチをオンにしているときは、いきなり音が出ないようミュート状態で再生が始まります。オフにするとミュートボタンが表示されなくなり、再生すればシステムの設定に応じて音が出るので注意が必要です。