MMD研究所は11月7日、18歳〜69歳の男女4万人を対象に9月に実施した、「通信サービスの料金と容量に関する実態調査」の結果を公表した。月々の携帯料金の平均金額(通信+通話+端末)は大手4キャリアが8,636円、Rakuten最強プランを除いた大手3キャリアは9,397円、MVNOユーザーは4,106円であった。
スマートフォン利用者36,509人のうち、通信会社に支払っている月額料金を把握している人は81.8%で、端末を分割払いで購入している人は40.7%であった。
通信サービス別の月額料金(通信+通話+端末)は、大手4キャリアユーザー(Rakuten最強プランを含む)は8,636円、大手3キャリアユーザー(Rakuten最強プランを除く)は9,397円、オンライン専用プランユーザーは6,192円、キャリアサブブランドユーザーは5,299円、MVNOユーザーは4,106円であった。
前年同月との比較では、2023年9月時点から大手4キャリアユーザー(Rakuten最強プランを含む)は252円、大手3キャリアユーザー(Rakuten最強プランを除く)は101円、オンライン専用プランユーザーは308円、MVNOユーザーは153円減少、キャリアサブブランドユーザーは236円増加していた。
スマートフォンの通信契約をしている通信会社に支払っている通信(通話込み)の月額料金は、大手4キャリアユーザー(Rakuten最強プランを含む)は「2,000円~3,000円未満」が15.5%で最多となり、通信の月額料金の平均は4,518円。大手3キャリアユーザー(Rakuten最強プラン除く)の「2,000円~3,000円未満」と「3,000円~4,000円未満」が14.7%で最多で、平均は5,096円。オンライン専用プランユーザーの最多は「2,000円~3,000円未満」で31.9%、平均は2,962円。キャリアサブブランドユーザーは「2,000円~3,000円未満」が28.9%で最多となり、平均は2,603円であった。
端末料金についても、通信会社に分割払いで支払っているケースを見てみると、大手4キャリアユーザー(Rakuten最強プラン含む)の最多は「2,000円~3,000円未満」15.5%で、平均は4,518円。大手3キャリアユーザー(Rakuten最強プラン除く)は「2,000円~3,000円未満」と「3,000円~4,000円未満」が各14.7%で最多、平均料金は5,096円。オンライン専用プランユーザーの最多は「2,000円~3,000円未満」で31.9%、平均料金は2,962円。キャリアサブブランドユーザーは「2,000円~3,000円未満」が28.9%で最多、平均料金は2,603円となった。
スマートフォン利用者36,509人に現在契約している通信会社のデータ容量プランを尋ねたところ、大手4キャリア(Rakuten最強プラン含む)は小容量(7GB以下)が38.1%、大手3キャリア(Rakuten最強プランを除く)は「小容量(7GB以下)」が44.7%。オンライン専用プランは「中容量(8GB~30GB)」が65.3%、キャリアサブブランドは「小容量(7GB以下)」が57.8%、MVNOは「小容量(7GB以下)」が69.3%。
直近で利用しているスマートフォンの月間のデータ容量については、大手4キャリア(Rakuten最強プランを含む)は「小容量(7GB以下)」が52.8%、大手3キャリア(Rakuten最強プランを除く)は「小容量(7GB以下)」が52.2%。オンライン専用プランは「中容量(8GB~30GB)」が49.4%、キャリアサブブランドは「小容量(7GB以下)」が62.0%、MVNOは「小容量(7GB以下)」が71.3%であった。
なお、このレポートは9月13日~9月24日の期間、18歳〜69歳の男女4万人を対象に実施したインターネット調査の結果に基づく。