エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)は10月17日、Copilot+ PC準拠のノートPC 4機種を国内発表した。
プロセッサにIntel Core Ultraシリーズ2を採用した「Prestige 13 AI+ Evo A2VM」と「Summit 13 AI+ Evo A2VM」、AMD Ryzen AI 300シリーズを採用した「Stealth A16 AI+ A3XV」と「Summit A16 AI+ A3HM」を、10月17日から順次発売する。価格はオープン。
キーボードにはマイクロソフトのAI機能「Copilot+ PC」が起動するCopilot+ PCキーを用意。なおCopilot+ PCへの対応は、11月下旬に行われるWindows無償アップデート後を予定している。
Prestige 13 AI+ Evo A2VM
Prestige 13 AI+ Evo A2VMは、Intelが2024年9月に正式発表した、AI処理向けNPUを内蔵するIntel Core Ultraシリーズ2搭載の13.3型ノートPC。ディスプレイは2,880×1,800ドット解像度のOLED。Core Ultraシリーズ2は、NPU単体でもMicrosoftの「Copilot+ PC」の基準を満たす最大40 TOPS以上を実現する。
Core Ultra 9 288Vを搭載する「Prestige 13 AI+ Evo A2VMG-6403JP」と、Core Ultra 7 258Vを搭載する「Prestige 13 AI+ Evo A2VMG-4889JP」の2製品をラインナップする。OSはWindows 11 Pro、メモリは32GB、ストレージは1TB(M.2 NVMe)を採用。無線通信はWi-Fi 7、Bluetooth 5.4をサポートする。
本体サイズは299×210×16.9mm、重さは約990g。バッテリー駆動時間はアイドル時で最大23時間、動画再生時で最大14時間(JEITA 3.0)。
Summit 13 AI+ Evo A2VM
Summit 13 AI+ Evo A2VMも同じく、Intel Core Ultraシリーズ2を搭載した13.3型ノートPC。ディスプレイが360度回転するコンバーチブルタイプで、ペン・タッチ操作にも対応する。
ラインナップはCore Ultra 7 258Vを搭載する「Summit 13 AI+ Evo A2VMTG-4779JP」のみ。OSはWindows 11 Pro、メモリは32GB、ストレージは1TB(M.2 NVMe)を採用。無線通信はWi-Fi 7、Bluetooth 5.4をサポートする。
本体サイズは300.2×222.25×16.2mm、重さは約1.35kg。バッテリー駆動時間はアイドル時で最大30時間、動画再生時で最大24時間(JEITA 3.0)。デジタルペン「MSI Pen 2」が付属する。
Stealth A16 AI+ A3XV
Stealth A16 AI+ A3XVは、AMDが2024年6月に発表した、最大50 TOPSのAI処理向けNPUを内蔵するRyzen AI 300シリーズ採用の軽量ゲーミングノートPC。16型ディスプレイは2,560×1,600ドット解像度で、240Hz駆動の高速リフレッシュレート仕様となる。
ラインナップは、Ryzen AI 9 HX 370を搭載した「Stealth A16 AI+ A3XVGG-6303JP」のみ。OSはWindows 11 Pro、メモリは32GB、ストレージは1TB(M.2 NVMe)を採用。無線通信はWi-Fi 7、Bluetooth 5.4をサポートする。
本体サイズは355.8×259.7×19.95mm、重さは約2.1kg。バッテリー駆動時間はアイドル時で最大18時間、動画再生時で最大12時間(JEITA 3.0)。
Summit A16 AI+ A3HM
Summit A16 AI+ A3HMも、Ryzen AI 300シリーズをプロセッサに採用したビジネス向けノートPC。Summitシリーズとして360度回転するディスプレイをそなえたコンバーチブルタイプだ。画面は16型(2,560×1,600ドット)で、ペン・タッチ対応にも対応する。
ラインナップはRyzen AI 9 365を搭載した「Summit A16 AI+ A3HMTG-6203JP」のみ。OSはWindows 11 Pro、メモリは32GB、ストレージは1TB(M.2 NVMe)を採用。無線通信はWi-Fi 7、Bluetooth 5.4をサポートする。
本体サイズは358×258.55×17.35mm、重さは約2.1kg。バッテリー駆動時間はアイドル時で最大16時間、動画再生時で最大11時間(JEITA 3.0)。