2024年9月26日から9月29日まで幕張メッセで行われる「東京ゲームショウ2024(TGS2024)」に出展しているポケットペアは、『Palworld / パルワールド』を中心にブースを展開している。

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    パルワールドを出展しているポケットペアのブース

たくさんの「パル」がブースでお出迎え

『パルワールド』は、2024年1月19日17時にSteamでアーリーアクセスを開始したモンスター育成サバイバルゲーム。9月25日には、日本を除く世界68の国と地域でPlayStation 5(PS5)版がリリースされた

特徴は、不思議な生き物「パル」を捕まえたり、育てたり、闘わせたり、働かせたり、売り飛ばしたり、自由な楽しみ方ができること。最大32人のマルチプレイに対応しており、2024年6月27日のアップデートでは、「闘技場」コンテンツでプレイヤー同士の対戦もできるようになった。

また、建築した作業台でさまざまな道具を作り出すなど、クラフト要素も充実。特定のパルに装備させるアイテムを作れば、パルに乗ったり、マシンガンを撃たせたりできる。家の建築や野菜の育成なども可能だ。

2024年9月18日には、任天堂とポケモンによって、特許権の侵害訴訟を東京地方裁判所に提起されたポケットペアだが、TGSのブースは盛況。ゲームに登場する作業台やパルのタマゴ、宝箱などが設置されており、世界観を忠実に再現していた。

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    作業台と炎タイプのパルが生まれるキョダイタマゴ

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    捕まえたパルを管理する「パルボックス」

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    「モコロン」を発見

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    檻に入れられた「オコチョ」

定期的に可愛らしいパルたちもブースの様子を見に来てくれる。マスコットキャラクターがフォトスポットに登場することは、TGSではそう珍しくないが、ポケットペアでは数種類のパルが次々とやってくる。

「ンダコアラ」「ライゾー」「ツッパニャン」たちが同時に登場したときは、かわいらしいだけなく、迫力すらあった。また、ゲームに登場する塔のボスの姿をしたコスプレイヤーさんも会場に彩りを添える。

そのほか、ブースには「ジェッドラン」に乗って記念撮影できるフォトスポットも用意。来場者を巻き込んだ着ぐるみグリーティング「襲撃イベント」も実施される。

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    やさしく微笑む「ンダコアラ」

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    腕が長いので意外と幅を取る「ライゾー」

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    ゲームだとレア個体の、大きい「ツッパニャン」

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    「オコチョ」と「モモチョ」の巨大オブジェクトの前でコスプレイヤーさんの撮影タイムも用意されていた

日本リリース未定のPS5版『パルワールド』試遊も

また、ブースでは、PS5版『パルワールド』の試遊も用意されていた。キーボードとマウスでプレイしている人にとって、「DualSense ワイヤレスコントローラー」の操作は新鮮に感じるかもしれない。

用意されていたモードは、「初心者向け」と、直近の大型アップデートで配信された「桜島」、「ボス戦」が楽しめる3つ。今回、筆者は「桜島」をプレイしてみた。

かなり強そうな装備を身にまとったプレイヤーキャラクター。アイテムも最上クラスのものを上限いっぱい保有しており、ガトリングガン撃ち放題、パル捕まえ放題といった環境だった。

まずは、ジェットランに乗って、周囲を探索しながらコントローラーの感覚を試してみる。ガトリングガンが「R1」ボタンで発射だったため、「アダプティブトリガー」の機能などは使っていないようだったが、「ジェットラン」でワザを放ち、周囲をドカドカと爆発させたときは、コントローラーがブルブルと振動していたことを確認できた。

よし次は桜島の塔のボスに挑戦してみようと、勇んで乗り込んだところ、敵のパルの攻撃をダイレクトに食らってしまい、あっけなく瞬殺されてしまった。

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    日本でのリリース時期が未定のPS5版『パルワールド』をプレイ

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    ジェットランに乗って「桜島」を探索してみた

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    「桜島」の塔のボスにも挑戦してみたら瞬殺された

なお、ポケットペアは、物販コーナーにもブースを出展している。ぬいぐるみやピンバッジを販売しているので、気になった人はチェックしてみてはいかがだろうか。

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    物販ブースも出展。筆者が確認したタイミングでは、1円の「BIGショッパー」が売り切れていた