「OEMなくては当社は成り立たない」と各社PCを展示
2024年9月26~29日の期間中、幕張メッセにて東京ゲームショウ2024(TGS2024)が開催されています。ゲームのイベントなのに筆者は非ゲームタイトルをレポートせよ、ということでまずはインテルブースと関連して、サードウェーブがインテルから表彰された様子をお伝えします。
ゲーミングというのは高性能パソコンにとってのフロンティア、ということでこの数年インテルは東京ゲームショウに出展しています。TGS2019に「Intel World Open」の告知を兼ねて出展したのが最初だったような。今年はホール2にブースを設置し、各社のゲーミングパソコンやデモ展示、そしてゲームクリエイターとコラボした展示を行っていました。
ホール5の方向から入ると、一番手前に見えるのがBTOメーカーによるゲーミングパソコン。ホール1側にはメーカー製パソコンがゲームと共に展示されています。試遊台が用意されていますが、比較的ほかのブースよりも空いているので、一般日でどこも整理券切れで困っている人には狙い目となっています。
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まずはBTO各社のパソコン展示。FRONTIER
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自作界隈で流行の白統一PCかつ2面ピラーレスケースを採用。もう1つも正面3連ファンと流行のタイプを採用していました
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TSUKUMOのG-GEAR。一見オーソドックスに見えますが……
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上部と前面はタブがついていて簡単に外せる防塵フィルタ付。掃除が簡単です
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ソフマップが取り扱うSTORM製ゲーミングPC
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年内発売予定の「影界」も2面ピラーレスと流行のケースを採用
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西側はいわゆるメーカー系パソコン。まずはHPのOMEN
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OMENブランドのパーツを全面的に採用している点が特徴で、電源もOMENブランドだそう
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dynabook。ビジネスパソコンの印象が強いメーカーですが、TGSだとご覧の通りゲーム仕様
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今回はヘブバンコラボのパソコンを135台限定で販売。スキンステッカーがつくと相当イメージが変わります。135台とは中途半端じゃないかと思ったのですが、dynabook35周年で35台じゃ少なすぎるし、350台じゃ多すぎるという事情があったそう
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LenovoはゲーミングノートPCを2台展示。メーカー系ではLenovoが唯一独立出展していました
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いかにもゲーミングノートPCですが、ライトを消せばかなりシックな印象があります
中に入ると大きく二つのゾーンに分かれています。北側はAI PCによるゲーム体験。4台はMeteor Lakeですが、2台のサードウェーブノートパソコンは最新のLunar Lakeが出来立てほやほやで会場に到着していました。AI PCと言っても通常のパソコンとしての機能も十分なことが実感できると思います。
また、ゲームには入力装置も欠かせません。展示されていたのは未発売のEVOTOPで、豊富な接続方法や連射ボタン、ステータスディスプレイなど進化の頂点を目指した製品になるとのことです。また、USBとBluetoothのほかUMBによる接続にも対応とかなりの力作になっています。発売時期は年内を目指しているとの事ですが、価格に関しては発売前なのでまだ公開できないそう。
南側は自作パーツメーカーのトップマイスターによる作例の(環境)展示と「次世代マザーボード」を展示。インテルブースにはどのCPUに対応するのか書かれていませんでしたが、自作パーツメーカーのブースに行ってみたところ年末に発表されるCPUに対応するようです。
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ゲーミングルームをイメージした環境展示&TOPマイスターによる作例
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ROGは新作の液冷ケースを使用したかなりの力作
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こちらはGIGABYTEの作例
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TOPマイスターの作例(左:ASRock、右:MSI)と未発売CPUに対応した次世代マザーと日本では未発売のA770のコラボモデル
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プレスツアーに先立ち概要とあいさつがありました。インテル 代表取締役社長の大野誠氏といち早く量産製品を会場に届けてくれたとサードウェーブのパソコンを……ああ! でもその画面は掲載不可です^^;
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会場のテーマは「最高のゲームを、インテルと。」となります。2023年後半以降、インテルのスローガンには『インテル「と」』がつくのがお約束です
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インテル 執行役員 マーケティング本部 本部長の上野晶子氏
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昨年GCGと知り合えて、今回協力してもらうことになったと説明していました。会場で白いTシャツを着ているのが作者なので深い話を聞けます
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ゲーマー向けのコミュニティRound Up Gamers Supported by intelも参加者1000名越えになったそう
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FF XVIとコラボしトルガルクッションをはじめとしたプレゼントキャンペーンが始まります
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「試作品で変わる可能性がある」として見せたトルガルクッション
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詳細は画面のQRコードから、とのことです。期間は10月31日まで
これとは別に、サードウェーブはAPJ and India Partner Awardsの「Outstanding Growth OEM/ODM」に選出されました。そこで表彰式がサードウェーブのGALLERIA BASEで行われました。タイトルが示しているように、目覚ましい成長を遂げたOEM/ODMを表彰するもので、2023年にも「Outstanding Growth Client Computing Group」を受賞しています。
9月24日からLunar Lakeこと、Core Ultraプロセッサー(シリーズ2)搭載パソコンの発売が解禁されましたが、かなりギリギリのタイミングだったようで、予約は受け付けているものの実際の出荷は「早くても週末」と聞いています。その中いち早く量産品を会場に届けたのも、両社のパートナーシップによるものだったという感を受けました。私のマシンも早く届くといいなぁ……