Discordは9月19日(現地時間)、提供中のコラボレーションツール「Discord」において、音声とビデオのエンドツーエンド暗号化を開始した。すでに対応クライアントでは暗号化されているかどうかを確認できるようになっている。
今回エンドツーエンド暗号化が始まったのは音声とビデオ。発信者から受信者までデータが暗号化されるというもので、暗号化されたデータはサーバー側でも読み取られないようになる。機能は標準で有効化され、ユーザーの操作で無効化することはできない。
さらに、「Discordのダイレクトメッセージ(DM)、グループメッセージ(GDM)、ボイスチャンネル、Go Liveストリームでのすべての音声およびビデオ会話は、まもなくデフォルトでエンドツーエンド暗号化されます」と言及されており、今後は文字通信の大半に関しても暗号化が行われるようだ。
なお、デスクトップクライアントではすでに暗号化が行われているかどうかを確認することが可能。詳細はサポートページまで。