任天堂は、ポケモンと共同で、2024年9月18日に、ポケットペアに対する特許権の侵害訴訟を東京地方裁判所に提起した。

ポケットペアが開発・販売するゲーム『Palworld / パルワールド』が複数の特許権を侵害しているとして、侵害行為の差止及び損害賠償を求める。

『Palworld / パルワールド』は、不思議な生き物「パル」が暮らす世界を舞台とした、最大32人マルチプレイ対応のモンスター育成オープンワールドサバイバルクラフトゲームだ。2024年1月19日に全世界同時アーリーアクセスを開始。発売から1カ月で総プレイヤー数2,500万人突破した。

これについて任天堂は、「当社は、長年の努力により築き上げてきた当社の大切な知的財産を保護するために、当社のブランドを含む知的財産の侵害行為に対しては、今後も継続して必要な措置を講じていく所存です」と述べている。

なお、発売直後にポケモンは、「お客様から、2024年1月に発売された他社ゲームに関して、ポケモンに類似しているというご意見と、弊社が許諾したものかどうかを確認するお問い合わせを多数いただいております。弊社は同ゲームに対して、ポケモンのいかなる利用も許諾しておりません」と、直近の問い合わせ状況を説明していた。