コンパクトで使いやすいGeForce RTX 4060

ASUSの「DUAL-RTX4060-O8G-V2」は、デュアルファンクーラーを搭載するGeForce RTX 4060グラフィックスカード。従来モデル(V1)は2.5スロット厚だったが、この新モデル(V2)は2スロット厚と、よりコンパクトになった。カード長も227.2mm→202.2mmと短くなり、省スペースPCでも使いやすいだろう。価格は58,000円前後。

  • 今週の秋葉原情報 - フィギュアも飾れるミドルタワーが発売、メカメカしい合体が可能なファンも

    ASUSの「DUAL-RTX4060-O8G-V2」。「Axial-tech」ファンをデュアル搭載する

  • クーラーは2スロット厚になった。コアクロック等の仕様に変更はない

CorsairからiCUE LINKの新型簡易水冷

Corsairの「iCUE LINK Titan RX RGB」は、磁気ドームベアリングの「iCUE LINK RX RGB」ファンを採用したオールインワン水冷CPUクーラー。三相モーターの高性能ポンプや、銅製冷却プレートにより、効率的な冷却を実現している。ラジエータは、24cm、28cm、36cmの3種類があり、ツクモでの価格はそれぞれ、23,980円、25,780円、30,479円。

  • Corsairの「iCUE LINK Titan 240 RX RGB」。ファンはARGBで鮮やかに光る

  • こちらは「同 Titan 360 RX RGB」。24cm/36cmにはホワイトモデルもある

まるで合体ロボットのような連結ファン

Cougarの「Apolar 120 ARGB」は、メカメカしい外観がユニークな12cmファン。面白いのは、側面のクリップを引き上げ、別のファンに連結できることだ。HDBベアリングにより、優れた耐久性と静音性も実現している。カラーはブラックとホワイトで、価格は3,500円前後。お得な3個セットも用意され、こちらは9,500円前後だ。

  • Cougarの「Apolar 120 ARGB」。側面のクリップでファンを連結できる

  • まるでロボットアニメの合体シーンのような…。かけ声つきで連結しよう

また、同様の連結機構を備えた14cmファン「SC140 ARGB」も新発売。ファンの中心と側面はインフィニティミラーデザインになっており、奥行き感を楽しむことができる。カラーはブラックとホワイト。通常回転のほか、逆回転モデルも用意されており、吸気/排気の向きで選ぶと良いだろう。価格は2,800円前後だ。

  • 14cmファンの「SC140 ARGB」。こちらはクリップ側に端子が付いている

  • ファンの中心と側面はインフィニティミラーデザインで、独特の雰囲気だ

NZXTの定番ケースがフルモデルチェンジ

NZXTのミドルタワーケース「H5 Flow」が設計を一新、2024年モデルとして発売が開始された。新モデルは、ボトムに12cmファンを2つ搭載可能で、グラフィックスカードの冷却を強化。さらにフロントは、12cmファンのトリプル搭載にも対応した。価格は、通常モデルが16,000円前後、RGBファン付属モデルが21,000円前後。

  • NZXTの「H5 Flow RGB」。フロントに一体型ファン「F360 RGB Core」が付属

  • こちらは比較用の従来モデル。新モデルは、エアフローがさらに強化された

内部にフィギュアも飾れるミドルタワー

Geometric Futureの「Model 5」は、冷却性能に優れるピラーレス仕様のミドルタワーケースだ。電源チャンバーをフロント側に備え、そのカラーがオシャレ。カラーバリエーションは4色(ブラック/グレー/ホワイト/グリーン)と豊富だ。フロントがメッシュの「Model 5 Vent」も用意されている。価格は、15,000円前後~18,000円前後。

  • Geometric Future「Model 5」のグリーンモデル(NV Style Limited Edition)

  • システム例。付属のスチールプレートを設置すれば、ディスプレイ台にもなる

  • こちらは「Model 5 Vent」。カラーは、ブラック/ホワイトの2色のみとなる

  • システム例。フロントには、12cmファン×3、または14cmファン×2を搭載できる

キャリーハンドル付きのMini-ITXケース

DeepCoolの「CH160」は、キャリーハンドルが付いて持ち運びに便利なMini-ITXケース。小型ながら拡張性に優れており、高さ172mmのCPUクーラーや長さ305mmのグラフィックスカード(ATX電源搭載時は230mmまで)に対応する。メッシュパネルを採用しており、エアフローにも優れる。価格は、ブラックが8,000円前後、ホワイトが9,000円前後。

  • DeepCoolの「CH160」。ケースのサイズは、336×200×283.5mmとなる

  • こちらはホワイトモデル。I/Oポートは、左サイドの下部に付いている

木製フロントパネルのmicroATXケース

Lian LiのmicroATXケース「A3-mATX」に、フロントパネルが木製(ブラックウォールナット)になった「A3-mATX-WD」が追加、発売が開始された。フロントパネル以外の仕様については従来通り。容量26.3リットルの小型ケースながら、4スロット厚のハイエンドグラフィックスカードに対応する。価格は14,000円前後。

  • Lian Liの「A3-mATX-WD」。両サイドとトップはメッシュでエアフローに優れる

  • 別売オプションでガラスパネルも用意されている。こちらはそのシステム例だ

電源メーカー・FSPから再びPCケースが

FSPの「CMT580」は、12cmファンを4つ標準搭載(ボトム×3、リア×1)するミドルタワーケース。電源はフロント側に搭載するスタイルで、上下方向の効率的なエアフローを実現している。リアの拡張スロットは90°回転が可能で、グラフィックスカードの垂直設置に対応する。カラーはブラックとホワイトで、価格は14,000円前後。

  • FSPの「CMT580」。フロントとトップはメッシュ仕様で、エアフローを最適化

  • 内部のレイアウト。電源はフロント側に搭載し、ケース内はすっきりしている