よく考えてみると、「リンク」は便利ですよね。正式には「ハイパーリンク」、テキストで強調表示された部分をタップすれと所定のWEBサイトへ自動遷移してくれるといういまや当たり前の機能ですが、このハイパーリンクこそがWEB/インターネットが急速に普及した理由のひとつで、画期的な発明といわれています。
現在ではリンク機能はWEBにとどまらず、多くのアプリで活用されています。iOSに標準装備のメモアプリも例にもれず、文章の任意の範囲に「https://」から始まるWEBページのアドレス(URL)を登録しておけば、タップするだけでそのページをSafariで表示するよう設定できます。
メモアプリには、他のメモ(メモアプリで作成したメモ)にリンクさせる機能もあります。同じアプリ内のデータであるだけにURLは不要、そのタイトル(作成していない場合はメモの書き出し部分)さえ把握していればOKです。
手順はかんたん。対象とするメモを開き、リンクを設定したい文字列を範囲指定すると現れるポップアップメニューで「リンクを追加」を選択します。「リンクを追加」画面でメモタイトルを入力すると、条件が一致するメモが表示されるので、リンク先とするメモをタップしましょう。これで画面右上の「完了」ボタンをタップすれば、リンクの設定は完了です。
なお、「メモタイトルを名前として使用」スイッチをオンにすると、リンク元の範囲指定した文字列がメモタイトルに置き換わります。ケース・バイ・ケースで使い分けましょう。