ソニーは、米国のプロアメリカンフットボールリーグ・National Football League(NFL)とのパートナーシップを開始すると8月1日に発表。ソニーがNFLの公式テクノロジーパートナーとなり、同社の各種ヘッドホン製品が新たにNFL公式ヘッドホンとなる。

  • ソニーと米National Football League、新たなテクノロジーパートナーシップ開始。NFL公式ヘッドホンも

このパートナーシップを通じて、ソニーとNFLはコーチや選手、チーム、マネジメントと連携し、フットボールの未来を変革する取り組みを推進。具体的には、ソニーのグループ会社であるHawk-Eye Innovations(ホークアイ)による審判判定支援や、フィールド上のコミュニケーションで使用されるコーチ用ヘッドセットを2025年シーズンの導入に向けて新たに開発するなど、ソニーのスポーツ関連技術の拡充をめざす。

コーチ用ヘッドセットの開発に向けて、ソニーはNFLと緊密に連携。5Gネットワークを用いたVerizon Business(ベライゾン・ビジネス)のManaged Private Wireless Solutionを活用する。

また、獲得距離の測定など、試合における重要な項目の精度を高めるために、ホークアイの最先端のデータやトラッキングサービスを活用。ソニーのグループ会社・Beyond Sports B.V.(ビヨンドスポーツ)が持つ試合データのリアルタイムビジュアライゼーション技術を活用し、次世代のNFLファンのエンゲージメント向上に寄与する。

このパートナーシップにより、ソニーはNFLと「テクノロジーの力を通じてフットボール界に新たな可能性を共に生み出し、フットボールの試合を進化させ、ファン、コーチおよび選手にとって、より魅力的かつ楽しい体験を創り出すことに引き続き取り組む」としている。