『Pokémon Sleep(ポケモンスリープ)』は、義務と捉えられがちな「睡眠」のエンタメ化を目指して開発されたゲーム。夜、アプリを起動した状態でスマートフォンを枕元に置いて眠ると、翌朝さまざまなポケモンが集まってくるので、それらのポケモンの寝顔を観察し、「ポケモン寝顔図鑑」の完成を目指す。睡眠計測ツールとしての機能もあるため、自身の睡眠状態の分析も可能だ。
2024年7月20日には、リリースから1周年を迎える。ダウンロード数は全世界塁計で2000万ダウンロード以上。その中で計測された睡眠データは5億回以上におよぶ。
ポケモンは、その膨大なプレイデータをもとに、「世界7カ国の『Pokémon Sleep』プレイヤーの睡眠調査」を実施。国別の平均睡眠時間を算出したところ、世界7カ国の平均睡眠時間7時間11分に対し、日本の平均睡眠時間は6時間38分で最下位という結果になった。
さらに、日本における2024年のプレイデータから寝つき(入眠)までの時間と気温を見てみると、気温が上がるほど入眠するまでに時間がかかる傾向があり、寝つきと気温に相関性があることを発見した。気温の高い日は寝苦しく、入眠までに時間がかかる傾向があることがわかったという。
そこで、ポケモンは、睡眠を楽しむことで寝苦しい夏を前向きに乗り越えるきっかけを提供すべく、『SUMMER SLEEP FEST~夏の睡眠はもっと楽しめる~』を開催。俳優の佐野勇斗さん、お笑いトリオ「3時のヒロイン」の福田麻貴さん、俳優・歌手・声優の福原遥さん、謎解きクリエイターの松丸亮吾さんを招き、睡眠に関する3番勝負やトークセッションを行った。
睡眠に関する3番勝負の内容は、「ねむけパワー対決」「料理レシピ対決」「寝顔図鑑対決」。松丸さんは審査員として参加した。
まずは、「ねむけパワー対決」としてゲスト3名が『Pokémon Sleep』を使って事前に睡眠したデータで勝負。福原さんは「眠るのが大好き」と豪語するも、睡眠時間は5時間50分ほどのデータが提示された。しかも「5時間50分は長いほうです。これくらい眠れたら目覚めいいなって思います」と話す。
福田さんは、寝つくまでに35分というデータが提示された。これについて「ちょうど、マットレスを買い替えた日だったんです。次の日は7分で寝ていました」と適応力の高さと寝付きの良さを示した。
最後にデータを提示した佐野さん。ねむけパワーが3,493,520と3人のなかで最も高い数値を出した。「いい得点を出したくて早く寝ました。この日は7時間半くらい寝たと思います」と明かし、3番勝負で1ポイントを獲得した。
続いての「料理レシピ対決」は、いい睡眠を取るために『Pokémon Sleep』の食材を使用した食べたいレシピを考えて提案するというもの。松丸さんが最も食べたいと思った一品を選ぶ。
最初に、福原さんが、ワカクサ大豆を使った「豆乳そうめん」を提案。「豆乳とめんつゆにラー油やごまを入れて、きゅうりとミョウガを入れて、夏にピッタリです」とプレゼンすると、松丸さんは「優勝ですねこれは」とほかの2人のメニューを聞かずに太鼓判を押す。
そのあと、福田さんが冷製スープ「あんみんトマトのガズパチョ」を、佐野さんが食材に「モーモーミルク」を使った「シチュー」を提案するも、「豆乳そうめん」の魅力を超えることはなかったのか、松丸さんは「豆乳そうめん」に票を入れ、福原さんが1ポイントを獲得した。
最後に、「寝顔図鑑対決」で3人の寝顔を披露。これらに松丸さんが『Pokémon Sleep』にちなんだタイトルをつける。(カメラを)意識しながらうとうと寝ている写真を提出した福原さんの1枚には「#うたた寝」、あいみょんのモノマネをした様子を写した福田さんの1枚には「#ものま寝」、子どものころに指をくわえて寝ている佐野さんの1枚には「#いいこだ寝」と名付けた松丸さん。「進化前のかわいさ」を評価し、佐野さんの写真を1位に選んだ。
そして、最後の対決に勝利すると「93」(ぐっすり)ポイントゲットできるルールだったので、計94ポイントを獲得して佐野さんが優勝。“サマースリープマスター”の称号が与えられた。
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