アイ・オー・データ機器は6月12日、120Hzのリフレッシュレートに対応する24.5型ゲーミング液晶ディスプレイのエントリーモデル「LCD-GD251SH」を発表した。「無輝点保証」に対応する。価格はオープンで、直販サイト「アイオープラザ」での価格は24,970円。6月末より発売する。

  • 120Hz駆動対応でも直販価格24,970円の24.5型ゲーミングディスプレイ「LCD-GD251SH」

120Hzのリフレッシュレートに対応する「GigaCrysta」のエントリーモデル。購入した液晶ディスプレイに輝点があった場合、購入から1カ月以内であれば無償で交換できる「無輝点保証」対象製品となる。ゲーム機のディスプレイとして安心して使えるよう、PlayStation 5やSwitchでの動作は確認済み。ゲーム機をHDMI接続しておき電源をオンにすると、入力切り替えをすることなくゲーム機の画面に切り替えるHDMI CECにも対応している。

  • 背面

  • 側面。上位モデルと比べ、スタンドはシンプルな構造となる

解像度は1,920×1,080ドットで、液晶には広視野角のHFSパネル(非光沢)を使用。段差のないフレームレス設計に加え、ベゼルが約2.2mm(非表示部分約6.5mm)と狭いため、マルチディスプレイ環境を構築してもすき間が目立たない。

応答速度はオーバードライブ機能を使うことで2msと高速。内部遅延時間も約0.03フレーム(約0.28ミリ秒)」と短く、動きの速いゲームでの操作と表示のズレが少ない。グラフィックの再現性を犠牲にして限界まで応答速度を追求するバーストモードも備える。

そのほかの機能として、暗いシーンをより鮮明に表示する「Night Clear Vision」、映像にメリハリをつけ鮮やかに表現する「エンハンストカラー」、低解像度の画像を鮮明に表示する「超解像技術」なども搭載する。

おもな仕様は、視野角が上下/左右ともに178度、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が1,500:1、応答速度が2ms(120Hz/オーバードライブレベル3設定時)。映像入力インタフェースはHDMI×1、DisplayPort×1。スピーカーは内蔵しない。スタンドの可動範囲は上20度 / 下3度のチルトのみ。VESAマウント規格は100×100mmに対応。本体サイズは約W556×D219×H419mm、重さは約3.6kg(スタンドあり)。

  • 接続端子も最小限に抑えている