タイトーは、スポーツエンターテインメント施設『BOOTVERSE』を神奈川県海老名市ViNAWALK内にオープンするにあたって、Z世代の「スポーツとeスポーツ(ゲーム)」に関するアンケートを実施。それぞれの頻度や、楽しみ方など、実態・意識に関する調査を行った。調査対象は15~28歳の男女301人だ。
アンケートでは、ゲーム・eスポーツと運動・スポーツをどのくらいの頻度でするか聞いたところ、それぞれ「月1回以上」(「ほぼ毎日」「週2~3回ほど」「週1回ほど」「月1回ほど」の合計)が51.8%と61.8%で、運動・スポーツが若干多かった。また、「ほぼ毎日」するというコアゲーマーは、26.6%と、約4人に1人という結果になった。
どちらが好きかという質問に対しては、「運動・スポーツ」をするほうが好き(39.5%)という人が「ゲーム・eスポーツ」をする方が好き(33.6%)を5.9pt上回った。「どちらも同じくらい好き」という人は26.9%だった。
男女別では、男性では「ゲーム・eスポーツ」(37.9%)が、女性では「運動・スポーツ」(45.9%)をするほうが好きという人が多く、傾向が分かれた。
「ゲーム・eスポーツ」をするほうが好き、どちらも同じくらい好きと回答した人のうち、「ゲーム・eスポーツ」は「1人で楽しむ」(41.8%)人が最も多かった。10代では「3~4人以上のグループで楽しむ」(29.2%)が次いで多く、スポーツやゲームに対して、仲間やグループで楽しみたいという傾向がみられた。
一方で、「運動・スポーツ」をするほうが好き、どちらも同じくらい好きと回答した人のうち、「運動・スポーツ」は「複数(2~4人以上)の仲間やグループで楽しむ」(41.5%)が「1人で楽しむ」(28.5%)より多い結果となった。
「最近、運動不足を感じることはありますか?」という質問には、「運動不足を感じると回答した人が56.1%。男女別でみると、「運動不足を感じる」のは男性が46.4%、女性が66.3%となり、男女で違いが見られた。
「運動不足を感じる」と回答した人に「運動・スポーツ」をしない理由を聞いたところ「運動するのが面倒・つらい」(45.0%)「時間がない」(41.4%)「運動する場所や施設がない」(32.0%)という回答が多かった。
遊びやレジャーで「運動・スポーツ」をする場合は「簡単・始めやすいこと」(41.2%)を重視する人が多かった。年代別にみると、10代では「楽しく運動できるエンタメ性」(45.3%)、20代では「簡単・始めやすいこと」(44.4%)となり、Z世代では、運動・スポーツにハードルの低さ、エンタメ性を求める傾向がわかった。