Ryzenにグラフィックス無しの"F"モデル
AMDの「Ryzen 7 8700F」「同 5 8400F」は、「Zen 4」コアを採用したCPUの新モデルだ。Socket AM5のRyzenとしては、すでに8000Gシリーズが発売されていたが、この8000Fシリーズはグラフィックス機能が非搭載。別途グラフィックスカードを用意する場合には、こちらがお得だ。価格は、8700Fが50,000円前後、8400Fが33,000円前後。
<参考記事>
【レビュー】内蔵GPUなしのRyzen 7 8700F/Ryzen 5 8400Fを検証! 低価格AM5自作に新たな道を作る
https://news.mynavi.jp/article/20240529-2954785/
コスパが魅力的なドスパラ限定マザー
ASUSの「B760M-AYW WIFI」は、Intel B760チップセットを搭載するmicroATXマザーボード。低価格ながらM.2ヒートシンクまで備え、コスパの良いシステムを構築できるだろう。ネットワークはRealtek 2.5GbEを搭載する。ドスパラ限定モデルで、価格は17,980円。DDR4メモリ版の「B760M-AYW WIFI D4」もあり、こちらは15,980円だ。
PS5のアップグレードにも良いM.2 SSD
CFD販売の「DRV7400A」は、PCI Express 4.0に対応したミドルレンジのM.2 NVMe SSDだ。Phison「PS5027-E27T」コントローラを採用しており、データ転送速度は、リードが最大7,400MB/s、ライトが最大6,400MB/s。片面実装のため、PS5のアップグレードにも適している。価格は、500GBが7,000円前後、1TBが11,500円前後、2TBが20,500円前後。
2.8インチTFT画面を搭載した簡易水冷
DeepCoolの「Mystique」は、2.8インチTFT液晶を搭載したオールインワン水冷CPUクーラー。この液晶画面はカスタマイズ可能で、CPU温度などシステム情報のほか、アニメーションGIFなどを表示することもできる。最新の第5世代ポンプを搭載。ラジエータサイズは2種類あり、価格は、24cmモデルが25,000円前後、36cmモデルが30,000円前後だ。
変形して横幅を拡張できるMini-ITXケース
Cooler Masterの「Ncore 100 MAX」は、850W電源と水冷クーラーを標準搭載したMini-ITXケース。一般的に小型ケースでの水冷はやや難易度が高いが、これは設置済みなので容易だろう。拡張性も高く、3スロット厚のグラフィックスカードに対応。カラーは、ダークグレーとブロンズという、特徴的な2色を用意した。価格は65,000円前後だ。
4スロット厚対応の小型microATXケース
Lian Liの「A3-mATX」は、DAN Casesと共同開発したというmicroATXケース。容量26.3リットルという小型ながら、36cmラジエータ、4スロット厚のグラフィックスカードを格納可能という高い拡張性を持つ。両サイドとトップにメッシュパネルを採用し、エアフローを確保した。カラーはブラックとホワイト。価格は12,000円前後だ。
Core Ultraを搭載するASUS版「NUC」
ASUSから超小型ベアボーン「NUC」の新製品が登場した。NUCはもともとIntelの製品だったが、ASUSへ移管。今回、ASUSブランドとして初のモデルが発売された形だ。注目は、第14世代Coreを搭載する「NUC 14 Pro Kit Tall」。価格は、Core Ultra 7 155Hを搭載し、ストレージはM.2と2.5インチに対応する「RNUC14RVHU700000I」が125,000円前後だ。