ドスパラ専売のB550搭載microATXマザー

MSIの「MAG B550M Mortar MAX WIFI」は、AMD B550チップセットを搭載するmicroATXマザーボード。旧世代のSocket AM4向けモデルとなるものの、スペック的には十分現役で、コスパの良さも魅力だ。ネットワークはRealtek 2.5GbEとAMD Wi-Fi 6Eを搭載。ドスパラ専売モデルとなっており、同ショップでの価格は16,980円だ。

  • MSIの「MAG B550M Mortar MAX WIFI」。大型ヒートシンク搭載の重厚な作りだ

    MSIの「MAG B550M Mortar MAX WIFI」。大型ヒートシンク搭載の重厚な作りだ

  • バックパネルには、DisplayPort、HDMI、2.5GbE、USB×6ポート等を搭載する

be quiet!からTDP 280Wの大型クーラー

be quiet!の「Dark Rock Elite」は、13.5cmファンをデュアル搭載するハイエンド向けCPUクーラー。高さが16.8cmある大型の製品だが、フロントファンは上下に39mmの幅でスライド可能になっており、メモリとの干渉を避けることができる。TDPは280W。ファン回転数はスイッチで、静音モードにすることも可能だ。価格は20,000円前後。

  • be quiet!の「Dark Rock Elite」。天板にはARGBライティングも搭載している

  • フロントファンはレール式になっており、上下にスライドすることが可能だ

また、フロントを12cmファンに換装した「Dark Rock Pro 5」も発売された。TDPは270Wで、こちらの価格は17,000円前後と、3,000円ほど安くなっている。そのほか、同社からは新型の12cmファン「Pure Wings 3 120mm PWM」が登場。フレーム形状やブレード角度を見直し、風のロスを抑え、静圧性能等を改善した。価格は2,000円前後。

  • こちらは「Dark Rock Pro 5」。フロントファン以外はEliteとほぼ同じとなる

  • 「Pure Wings 3 120mm PWM」。ファン回転数は1,600rpm、騒音値は25.5dBAだ

チューブ側にポンプを搭載した簡易水冷

Geometric Futureの「Eskimo igloo 36」「同 NEON 36」は、チューブの途中にポンプを配置したオールインワン水冷CPUクーラー。この高速&低ノイズのマイクロポンプにより、放熱効率が向上した。アルミ合金製の水冷ブロックに小型ファンを内蔵し、CPUの周囲も冷却できる。両モデルの違いはラジエータファンで、価格はどちらも26,000円前後。

  • Geometric Futureの「Eskimo igloo 36」。ファンは「Squama 2503B」を搭載する

  • こちらは「Eskimo igloo NEON 36」。ファンは風量91.3CFMの「Squama 2505B」だ

牛革使用の高級感あふれるミドルタワー

Geometric Futureの「Model 8 Lohan」は、シンプルでエレガントなデザインが特徴的なミドルタワーケース。シンプルながら冷却性能の高さも備えており、ボトムは36cm、リアは42cmのラジエータを搭載可能だ。マザーボードのレイアウトは90°の倒立配置を採用。カラーはブラックとホワイトが用意され、価格は23,000円前後だ。

  • Geometric Future「Model 8 Lohan」のブラックモデル。デザインはシンプルだ

  • ホワイトモデルは、フロントのデザインも印象的。ケース内部もホワイトで統一

また上位モデルとして、「Model 8 CowBoy」も登場している。基本スペックはLohanと同じだが、サイドパネル上部とI/Oポート部に高級牛革を使用。さらにアルミ製フロントパネルも採用し、高級感がよりアップしている。価格は30,000円前後。

  • 「Model 8 CowBoy」。牛革は時間経過で変化する風合いが楽しめるという

  • Model 8は、90°の倒立配置を採用。電源ユニットはフロント側に格納する

8000円で買えるピラーレスなミニタワー

Zalmanの「P10」は、ピラーレス仕様のmicroATXケースだ。右サイドはメッシュパネルを採用しており、十分なエアフローを確保。リアに12cmのARGBファンを標準搭載し、24cmラジエータの追加も可能だ。最長38.4cmのグラフィックスカードに対応し、サポートブラケットも備える。価格は、ブラックが8,000円前後、ホワイトが8,500円前後。

  • Zalmanの「P10」。microATXケースでは貴重なピラーレスモデルだ

  • ホワイトモデル。ARGBファンまで付いてこの価格はお買い得感がある

待望のRyzen 8000G対応超小型ベアボーン

ASRockの「DeskMini X600/B/BB/BOX/JP」は、最新のRyzen 8000/7000シリーズに対応した超小型ベアボーン。メモリはDDR5-6400のSO-DIMMが2スロット、ストレージはM.2を2スロットと2.5インチを2ベイ備え、超小型ながら強力なPCを構築できる。映像端子はDisplayPort、HDMI、VGAを搭載し、3画面同時出力が可能だ。価格は33,000円前後。

  • ASRockの「DeskMini X600/B/BB/BOX/JP」。ケースサイズは155×155×80mmだ

  • マザーボードはX600チップセットを採用。TDP 65WまでのCPUが利用できる

最大3台まで搭載できるHDD/SSDクレードル

センチュリーの「裸族のお立ち台 3Bay IS USB10G Hub」(CROS3U10GCISH)は、SATAのHDD/SSDを最大3台まで搭載できるクレードル。ドライブは2.5/3.5インチに両対応しており、独立電源スイッチで個別のオン/オフが可能だ。PCとの接続は10GbpsのUSB3.2(Gen2)で、高速なデータ転送を実現している。価格は17,500円前後。

  • センチュリーの「裸族のお立ち台 3Bay IS USB10G Hub」は3台対応のクレードル

  • 利用イメージ。前面の独立電源スイッチにより、使うドライブだけオンにできる

新規格USB4に対応したM.2外付けケース

玄人志向の「GWM.2AM-U4CC」は、40GbpsのUSB4接続に対応したM.2 NVMe SSD外付けケース。付属の熱伝導シートとアルマイト加工されたアルミボディにより、高い放熱性能を発揮する。価格は13,000円前後。またセンチュリーの「USB 4 you M.2 NVMe Case」(CFUM2NU40G)もUSB4に対応したモデルで、こちらは冷却ファンを搭載。価格は16,000円前後だ。

  • 玄人志向の「GWM.2AM-U4CC」。本体を保護するシリコンカバーも付属する

  • センチュリーの「USB 4 you M.2 NVMe Case」。3cm角の冷却ファンを内蔵した