新作G-SHOCKを実機写真とともに紹介するシリーズ。今回は2024年6月発売予定のG-SHOCKを前後編に分けてお伝えする。
前編は、すでに別記事でもご紹介したイルクジの30周年モデルをはじめ、グラデーション蒸着が個性的な「BEACH TIME LAPSE」シリーズ、手堅い選択としておすすめのメタルカバードモデルと、バラエティ豊かにお届けしよう。
イルクジ30周年記念モデルは5600、6900、そしてFROGMAN!
日本国内のイルカ・クジラや海の保護・調査活動を行う一般社団法人ICERC Japan(アイサーチ・ジャパン)。「Love The Sea And The Earth」のテーマのもと、カシオ計算機とのコラボレーションにより誕生したG-SHOCK「イルカクジラ」モデルが今年、30周年を迎える。
その記念モデル『GMD-W5601K/GW-8201K/GW-6904K』が登場。各モデルとも、クジラ愛好家として知られるホエールアーティストの「あらたひとむ」氏が描き下ろしたイルカとクジラのイラストをバンドに散りばめた。
液晶のバックライト点灯時も、液晶にイルカ(GMD-W5601K)やクジラ(GW-8201K/GW-6904K)のイラストが浮かぶ。
3モデルとも電池の交換と廃棄が不要なタフソーラー駆動。ベゼルとバンドの樹脂部分は、再生可能な有機性資源を含むバイオマスプラスチックを採用。
パッケージには再生紙を使用したスペシャルボックスにセット、綿100%の巾着袋が付属するなど、環境にも最大限配慮した。
なお「GMD-W5601K-7JR」と「GW-6904K-7JR」は、マルチバンド6対応電波時計を搭載している。
価格は「GMD-W5601K-7JR」が26,950円、「GW-8201K-7JR」が79,200円、「GW-6904K-7JR」が29,150円で、すべて6月14日発売。
より詳しい情報については、別記事『G-SHOCK「イルクジ」30周年記念モデルが登場、ホワイト×ゴールドに30頭のイルカ・クジラを描く』をご覧いただきたい。
夏の海の表情をイメージした「BEACH TIME LAPSE」シリーズ
風防のガラス面にグラデーション蒸着を施した「BEACH TIME LAPSE」(ビーチタイムラプス)シリーズが登場する。
ベースモデルはスクエアケースの「DW-5600」、オクタゴンベゼルの「GA-2100」、ビッグケースの「GA-110」を採用。それぞれベゼルとバンドがホワイトのモデルとグレースケルトンのモデルがラインナップされる。
光の反射具合により、ガラスの色合いがさまざまに変化、バンドとベゼルのカラーと合わせて、刻々と移り変わる海辺の情景の変化を表現した。
例えばホワイトのベゼル×ブルーのガラスは強い日差しが降り注ぐ白い砂浜を、グレースケルトンのベゼル×オレンジのガラスは、陽が落ちていく穏やかな砂浜をイメージしている。
ちなみに、型番に「TL」が付くのがホワイト、「TLS」が付くのがグレースケルトン。その他の機能や仕様はベースモデルと同様。
価格は「DW-5600TL-7JF」が14,300円、「DW-5600TLS-8JF」が15,400円、「GA-2100TL-7AJF」が17,050円、「GA-2100TLS-8AJF」が18,150円、「GA-110TL-7AJF」が19,800円、「GA-110TLS-8AJF」が20,900円。
高い質感に利便性をプラス! ミッドサイズ・メタルカバードモデル「GBM-2100」
男女問わず、カジュアルシーンからビジネスシーンまで幅広く活用できるミッドサイズ・メタルカバードモデル「GM-2100」シリーズが進化した「GBM-2100」シリーズが登場する。
「GBM-2100」シリーズは、新たにBluetoothを使用したモバイルリンク機能とタフソーラー駆動を搭載。ただし「スリム&コンパクト」なサイズと着け心地はキープ。ケーズサイズは49.3mm(縦)× 44.4mm(幅)×11.9mm(厚さ)、重量は72gと、「GM-2100」からケース厚わずか0.1mm増のみに収めた。
また、バンドにはバイオマスプラスチックを採用、環境にも配慮している。
ダイヤルカラーは定番のブラック(GBM-2100-1AJF)、蒸着塗装を施したブルー(GBM-2100A-1A2JF)、グリーン(GBM-2100A-1A3JF)の3色をラインナップ。価格は各37,400円。