三陽合同会社は5月20日、Shenzhen Lofree Cultureと代理店契約を締結し、メカニカルキーボード、およびマウスを取り扱うことを発表した。最初の販売商品として、ロープロファイルスイッチ搭載のメカニカルキーボード「Flow」シリーズ、ノーマルプロファイルのクラシカルメカニカルキーボード「Block」、3モード接続対応のマウス「Touch」を販売する。
Flowシリーズ
Flowシリーズは、アルミニウムきょう体を採用するロープロファイルのメカニカルキーボード。ロープロファイルとしては世界初となる「ガスケットマウント」を採用する。ラインナップは、84キーで75%レイアウトの「Flow84」と、100キーで96%レイアウトの「Flow100」。本体カラー、キーキャップ、キースイッチのバリエーションは以下の通り。
Flow84
本体カラー:シルバー / キーキャップ:ホワイト / キースイッチ:リニア
本体カラー:グレー / キーキャップ:ブラック / キースイッチ:タクタイルFlow100
本体カラー:シルバー / キーキャップ:ホワイト / キースイッチ:リニア
本体カラー:グレー / キーキャップ:ブラック / キースイッチ:タクタイル
新開発のロープロファイル「Kailh製 POMスイッチ」(ファクトリールブ済、リニア:Ghost、タクタイル:Phantom)を採用し、ロープロファイルメカニカルキーボードとして世界初となる「ガスケットマウント」を搭載する。ホットスワップに対応しており、MX互換キースイッチとの交換が可能だ。
キーキャップは、自社工場で生産したPBT含有率85%以上の高品質品。キートップのフォントは昇華型印刷により耐久性を高めている。バックライトカラーはホワイトで、サイド部は8色RGB / 3モードで発光する。本体には3.9度の傾斜もつけている。
インタフェースは有線接続がUSB Type-C、無線接続がBluetooth 5.0。Bluetooth接続は3台の機器と接続できる。内蔵バッテリー容量はFlow84が2,000mAh、Flow100が3,000mAh。最大動作時間は約40時間。本体サイズはFlow84がW316×D126×H24.5mm、重さは568g。Flow100がW373×D126×H26mm、重さは738g。
Block
Blockは、98キーのメカニカルキーボード。実用性を重視したミニマルデザインとなっており、本体色をソフトグレーでまとめ、ハイライトとして右上のノブをオレンジ色としたクラシカルなモデルだ。
内部は、ポリカーボネイトのプレートに装着されたガスケットによって、キースイッチをキーボード本体から分離した構造。Poronなどのウレタンフォームにより、タイピング時の振動をや反響音を減少させ、静かで安定したタイピング環境を提供する。
キースイッチには、TTCと共同開発したフルPOMスイッチを採用し、22mmのスプリングと電気メッキされた端子により長寿命と滑らかさを両立する。ホットスワップ対応なので、キースイッチの交換も可能だ。
キーキャップはブロック型でフォントを昇華印刷済み。右上のノブは左側が音量調整、右側が入力モードの切替えスイッチに割り当てられている。本体の傾斜角度は、平置き時4度、スタンド使用時8度となる。バックライトカラーは白。Nキーロールオーバーにも対応。
インタフェースは有線接続がUSB Type-C、無線接続が2.4GHz帯とBluetooth 5.0。Bluetooth接続は3台の機器と接続できる。内蔵バッテリー容量は2,000mAhで、最大動作時間は約80時間。本体サイズはW387×D165×H40.5mm、重さは1,090g。
Touch
クラシカルながら合理化されたデザインの3モード対応マウス。本体カラーはTofuとBlockの2色展開。本体は手の疲労を軽減すべく曲面を多用し、押しやすい位置にサイドボタンを配置するといった工夫が凝らされている。素材はPBTで表面にテカリが発生しづらく、耐久性と滑らかな手触りを提供する。
センサーにはPAW3805を搭載し、DPIは200 / 800 / 1,600 / 2,400 / 3,600 / 4,000DPIで変更可能。DPIとバッテリー残量を情報表示する機能も搭載する。インタフェースは有線接続がUSB Type-C、無線接続が2.4GHz帯、Bluetooth 5.0。バッテリー容量は650mAhで、最大動作時間は約4週間。充電はUSB Type-Cから行う。本体サイズはW108×D68.5×H42.5mm、重さは105.5g。