楽天グループのRakuten Koboは4月10日(カナダ時間)、カラー電子ペーパー「E Ink Kaleido 3」を搭載した電子書籍リーダー「Kobo Libra Colour」と「Kobo Clara Colour」を発表した。カナダと米国で予約販売を開始しており、日本を含む22の国・地域で4月30日に発売される予定である。
Kobo Libra Colourは、本体横のページめくりボタン、ナチュラルライト機能(ComfortLight PRO)、IPX8規格準拠の防水機能といったLibra 2の特徴を継承しつつ、カラー表示やスタイラスによる手書き機能を新たにサポートしている。
スクリーンは7インチ(1264x1680)で、解像度はモノクロ表示では300ppi、カラーでは150ppiになる。Kobo Stylus 2(別売り)を使用して色分けしたハイライトやメモを書き込んだり、または手書きノート機能を利用できる。
ストレージ容量は32GB。ワイヤレス機能はWiFi 802.11 ac/b/g/nとBluetooth。2050mAhのバッテリーを内蔵し、1回の充電で最大40日の使用が可能である(1日30分の一般的な設定での使用)。本体サイズは144.6x161x8.3mmで、重さは199.5g。北米での価格は249.000カナダドル/219.99米ドルである。
Kobo Clara Colourは、スクリーンが6インチ(1448x1072)で、Libra Colourと同様にモノクロ表示で300ppi、カラー表示で150ppiになる。ストレージ容量は16GB。ComfortLight PRO、WiFi 802.11 ac/b/g/n、Bluetooth、IPX8準拠の防水性能を備える。1500mAhのバッテリーを内蔵し、1回の充電で最大42日の使用が可能である(1日30分の一般的な設定での使用)。本体サイズは112x160x9.2mm、重さは174g。北米での価格は179.99カナダドル/149.99米ドル。
Koboはまた、モノクロの6インチ電子書籍リーダーをアップグレードした「Kobo Clara BW」を発売する。Clara 2Eのスクリーンよりもコントラストと反応速度が向上した「E Ink Carta 1300 HD」を搭載し、プロセッサとストレージも改良されていおり、ページめくりなどの動作がよりスムーズになっている。北米での価格は159.99カナダドル/129.99米ドル。