JVCケンウッドは2月20日、電気自動車の再生バッテリーを利用したポータブル電源「IPB01K」を、KENWOODブランドにて発表した。3月下旬に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は170,500円前後の見込み。
「IPB01K」は、車載用バッテリーの高い耐久性を生かしたポータブル電源。-20度~60度と広い温度範囲で動作するため、季節を問わず車内での使用や保管が可能。本体上部にはハンドルを備え、持ち運びもしやすい。
また、自己放電が少なく長期保管に向くほか、約2,000回の繰り返し充電にも対応し、災害時などに使う非常用電源としても役立つ。電気自動車のバッテリーをリユースしているため、環境への負荷も低減するという。
電池容量は633Wh。前面のディスプレイで電池残量や入出力Wなどを確認できる。本体にはACコンセントを2基備え、合計600W(瞬間最大1,200W。HIGH-POWER時 合計900W)の出力が可能。またUSB Type-Cポート2基(それぞれ最大20V3A、最大5V3A)、USB Type-Aポート2基(最大5V1.5A)も搭載する。
充電時間はACアダプタ使用時が約9.5時間、シガーアダプター使用時が約14時間。本体サイズはW370×D282×H205mm(ハンドル収納時)、重さは14.4kg。