Nextorageは、世界最速をうたうCFexpress 4.0 Type Bメモリーカード「NX-B2PRO」シリーズを2月20日にAmazon.co.jp内の公式ストア「Nextorageダイレクト」で販売開始する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、容量165GBモデルが26,990円前後など。

  • NX-B2PROシリーズの165GBモデル(NX-B2PRO165G​)

■NX-B2PROシリーズのラインナップと想定売価

  • 1,330GBモデル(NX-B2PRO1330G):15万7,990円前後
  • 660GBモデル(NX-B2PRO660G​):79,790円前後
  • 330GBモデル(NX-B2PRO330G​):49,790円前後
  • 165GBモデル(NX-B2PRO165G​):26,990円前後

NX-B2PROシリーズは、今後のハイエンドカメラ市場でサポートされることが予想される次世代の規格対応のメモリーカード。最大読み出し速度3,900MB/s(165GB/330GBモデル)、最大書込速度3,600MB/s、最低継続書き込み速度3,400MB/s(1,330GBモデルを除く)において、世界最速の転送速度を実現したという。

8K動画の撮影や、RAW画質での高速連写といった大容量データの高速転送に適しており、さらにVPG400もサポート。キヤノンのミラーレスカメラ「EOS R3」や「EOS R5」、「EOS R5C」といった対応機器での8K動画撮影に使えるとしている。

  • NX-B2PROシリーズの1,330GBモデル(NX-B2PRO1330G)

独自の低電力消費技術「Dynamic Auto Power Save」(ダイナミック・オート・パワーセーブ)により、動画撮影時の消費電力を低減することで、カメラのバッテリー消費を抑制。

また、転送速度の高速化によるメモリーカードの温度上昇を抑えることで、熱暴走を防ぐために転送速度を遅くするサーマルスロットリングが発生しないようにし、安定した転送速度を維持できるとする。

なお、CFexpress 4.0非対応機器でNX-B2PROシリーズを使用する場合はCFexpress 2.0規格での転送となる。現行のカメラでは従来のCFexpress 2.0規格と下位互換性があり、「NX-B1PROシリーズと同等に安定した高画質動画撮影や高速連写撮影が可能」とのこと。

CFexpress 4.0対応カードリーダー「NX-SB1PRO」

CFexpress 4.0に対応するカードリーダー「NX-SB1PRO」は3月中に、Amazon内「Nextorageダイレクト」で発売予定。価格はオープンプライスで、店頭価格は14,900円前後を見込む。

  • NX-SB1PRO

USB 40Gbps(最大転送速度:5000MB/s)により、CFexpress 4.0対応のCFexpress Type Bメモリーカードの高速転送性能を引き出すというカードリーダー。NX-B2PROシリーズの330GBモデルにおいては、データ読み出し速度3,300MB/sを実現するという。

各規格の転送速度高速化による、カード本体・カードリーダーの温度上昇対策として、放熱性能を高めた独自構造の大型ヒートシンクも装備。サーマルスロットリングの発生を抑え、安定した高速転送性能を追求している。