キヤノンマーケティングジャパンは2月8日、植物由来の原料を採用した12桁卓上電卓「HS-1220TUB」「TS-122TUB」「LS-122TUB」の3モデルを発表した。いずれも価格はオープンで、2月下旬より発売する。
1964年10月に電卓の第1号機「キヤノーラ130」を発売し、2024年10月で60周年を迎えるテンキー式卓上電子計算機の新モデル。環境に配慮し、キヤノンの電卓としては初となる植物由来の原料を利用して作られたバイオマスプラスチックと再生プラスチックを使用している。エコマークとバイオマスマーク認定は取得済みで、環境省が定めるグリーン購入法にも適合する。
HS-1220TUB
HS-1220TUBは、表示桁数12桁の卓上電卓。キヤノンオンラインショップでの価格は2,970円。千万単位機能と時間計算機能を搭載し、メモリーと千万単位機能の併用に対応。千万単位と3桁位取りを、表示キーからワンタッチで切り替えられる。
ディスプレイは文字が大きく見やすい特大サイズで、HS-1200TUWと比較して文字サイズが130%まで拡大した。キー別に、フラットキー、傾斜キー、ラウンドキーを組み合わせた快速入力傾斜キーで操作性を向上。キーの端の部分を押しても垂直にキー入力できる安心構造により、素早く正確なキー入力もサポートする。
電源は太陽電池+リチウム電池(CR2032×1)。本体サイズはW130×D179.5×H37.5mm、重さは208g。
TS-122TUB
TS-122TUBは、液晶ディスプレイが大型で傾斜するギミックを搭載するモデル。キヤノンオンラインショップでの価格は2,420円。基本機能はほぼ共通だが、快速入力傾斜キーは採用していない。本体サイズはW108×D167×H22mm、重さは172g。
LS-122TUB
LS-122TUBは、HS-1220TUBのミニ卓上サイズモデル。キヤノンオンラインショップでの価格は1,650円。本体サイズはW107.5×D148×H31mm、重さは132g。機能面ではTS-122TUBとほぼ共通だ。