Appleは「iOS 16.7.5」と「iPadOS 16.7.5」を1月23日に提供開始。重要なセキュリティアップデートを含んでおり、対象のiPhone/iPadを使っているすべてのユーザーに推奨している。対象機種は、iPhone 8/8 PlusとiPhone X、iPad(第5世代)、iPad Proの9.7インチと初代12.9インチモデル。
セキュリティアップデートの内容はiOS/iPadOSとも共通。適用することで、Apple ニューラル エンジンにおいてアプリがカーネル権限で任意のコードを実行できるようになる問題に対処し、Webkitにおける任意コード実行の脆弱性なども修正する。なかでもWebkitにおける脆弱性はすでに悪用された可能性があるという報告を受けているとのことで、早急なアップデートが求められる。