カシオ計算機は12月26日、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の新製品として、MASTER OF Gシリーズから「RANGEMAN(レンジマン)」の新モデルを発表した。2024年1月19日に発売し、価格は66,000円。本体カラーはイエローとブラックの2色をラインナップ。

  • G-SHOCK MASTER OF G「RANGEMAN GPR-H1000」
    実機写真:青木淳一

極限への挑戦を続けるMASTER OF Gシリーズは「陸・海・空」にわかれ、それぞれ過酷な環境で利用するプロユースを想定。RANGEMANは「陸」に属し、高温多雨のジャングルや密林といった環境でミッションに従事するレンジャーなどのために、方位、気圧/高度、温度を計測できるトリプルセンサーを備えている。

加えて今回の新作「GPR-H1000」は、光学式心拍センサー、加速度センサー、ジャイロセンサー、GPS機能を搭載した点が大きな特徴。究極のサバイバルタフネスウオッチを目指し、厳しい自然環境下でも自分の身体や自然環境の状況把握に役立つ機能を搭載したとしている。

なお、血中酸素レベルを計測する機能もあるが、一般的な健康維持を目的とした用途でのみ使用を想定している。GPR-H1000は医療機器ではないため、具体的な疾病の診断をはじめとする医療機器としての使用はできない。

  • イエロー(GPR-H1000-9)

  • ブラック(GPR-H1000-1)

9種類のアクティビティ計測も可能。内容は、トレッキング、ランニング、バイキング(自転車)、ワークアウト、インターバルタイマー、スイミング、オープンウォータースイミング、トレイルラン、ウォーキング。使い方として、トレッキングをしながら心拍数や移動距離、高度や昇降速度を表示し、自分のコンディションと置かれている状況を把握して行動判断に役立てる――といった例が挙げられている。

  • 裏ぶた側に心拍センサーを内蔵

  • 9種類のアクティビティ計測

  • GPR-H1000のおもな使用(クリックで全体表示)