アイコムは12月19日、2波同時受信&同時録音に対応するハンディ型広帯域受信機「IC-R15」を発表した。108MHz~500MHzをAM/FMモードでカバーし、FMラジオ放送(WFM/Aバンドのみ)の受信にも対応する。希望小売価格は65,780円。12月より発売する。
108MHz~500MHzをAM/FMモードでカバーし、FMラジオ放送(WFM/Aバンドのみ)の受信に対応するハンディ型のワイドバンド受信機。航空、船舶、鉄道など、聴きたい通信周波数を合わせられる「かんたんモード」を搭載。ユーザーはカテゴリーを選ぶだけで受信が可能だ。V/V、U/U、V/Uの2波同時受信にも対応しており、Aバンドで受信しながらBバンドでスキャンするといった使い方もサポートする。
本体には、独立したSCANとSKIPキーを用意。操作性を高めるとともに、150ch/秒の高速スキャンにより素早く電波を捉えられる。ディスプレイはカラー液晶で、空港や放送局名を日本語表示するなど視認性にも優れる。2波同時録音が可能なレコーダー機能では、microSDメモリーカードにデータを保存できる。
バッテリー駆動時間は約13時間で、充電用USB Type-Cポート経由でモバイルバッテリーなどから充電できる。IPX7に準拠した防水性能を備え、Bluetoothにも対応。本体サイズはW58×D33.8×H116mm、重さは本体のみが約150g、アンテナと電池を含むと約260gとなる。