サウジアラビアのギガプロジェクトの1つである「キディヤ」(Qiddiya)において、エンターテインメント、スポーツ、カルチャーをテーマにした遊びの街「キディヤ・シティ」の中に、「ゲーミング&eスポーツ地区」が建設されることが発表された。

「ゲーミング&eスポーツ地区」の広さは500,000平方メートル以上。100,000平方メートル以上の飲食店、小売店、エンターテインメントスペースなどが展開される。また、2,000戸を超えるテーマ別の住宅や、700室を超えるホテルも建設され、ゲーマーだけではなく幅広い層の人々が住み、働き、遊ぶ場所になるという。

さらに、5,300席を収容する規模のeスポーツ会場を含む4つのeスポーツ大会専用会場と周辺施設により、eスポーツイベントが1年を通じて開催される。大規模なeスポーツ大会開催時の最大収容可能人数は、同地区全体で73,000人。イベント開催時だけでなく、常時世界トップクラスのeスポーツチームを受け入れ、最大25のeスポーツチームがトレーニングや競技をしながら生活する環境を提供する。そのほか、ゲームやeスポーツ業界を代表する30社以上の地域本部を誘致し、雇用創出や技術投資を促進する予定だ。