ガーミンジャパンは12月14日、ハンディGPS「eTrex」シリーズから、ソーラー充電機能を備えた新モデル「eTrex Solar」を発表した。12月21日に発売する。価格は39,800円。

  • eTrex Solar

    eTrex Solar

「eTrex」シリーズは、道のない山岳や林間などでも高精度で途切れない位置情報を取得できる、軽量・コンパクトなハンディハンディGPS。

今回発売となる「eTrex Solar」は、同シリーズでは初となるソーラー充電機能を搭載。バッテリーをフル充電に保つだけでなく、バッテリー0%からでも充電でき、30分の充電で1時間のGPSモードが利用できるなど、「万が一」の状況においても短時間でリカバリーできる能力を備える。

位置情報はGNSSマルチバンド(GPS/GLONASS/GALILEO/みちびき[補完信号]/Beidou)に進化し、複数の衛星からの複数の周波数に同時アクセスすることで、より精密な位置情報を提供。岩盤の谷間や深い谷底な遮蔽物により途切れがちな場所でも、安定したGPS受信が可能だとしている。

また、スマートフォンとBluetoothでペアリングし、Garmin独自アプリ「Garmin Explore」を使うことで、ルートの作成や行程の計画、現在の気温や天気予報の表示、通知機能も利用できる。

3軸デジタルコンパスを内蔵し、静止状態でも正確な方位を取得可能。軌跡のデータを1ページに集約表示するトリップアドバイザー、ポイント間のナビゲーション、トラックバック機能を備える。位置情報を使った宝探しコミュニティ「ジオキャッシング」向けに、ログとヒントを含むジオキャッシュ・ライブから自動で更新情報を取得する機能も搭載する。

  • eTrex Solar 本体

    eTrex Solar 本体

  • 画面表示(左から、ソーラー充電、GNSSマルチバンド、コンパス、ジオキャッシング、通知機能)

    画面表示(左から、ソーラー充電、GNSSマルチバンド、コンパス、ジオキャッシング、通知機能)

本体サイズはW64×D105×H31mm、重さは141g。ディスプレイは2.16型(半透過型モノクロTFT)、解像度は240×320ドット、ディスプレイ材質は化学強化ガラス。防水性能はIPX7。

使用電池は内蔵リチウムイオン充電池、稼働時間はソーラー充電で無制限、GPSモードで200時間、エクスペティションモードで1,800時間。付属品はUSB-Cケーブル、製品保証書。