ソニーとソニーネットワークコミュニケーションズは11月30日、光回線サービス「NURO光」の新規申込者向けの新しいオプションサービスを提供開始。43型液晶ブラビアをリースする月額オプションと、グリーン電力プランをセットにしたもので、「ブラビアを月1,430円で利用できる」とアピールしている。

光回線込みの料金は月額6,129円で、電気代が別途かかる。また、事務手数料3,300円も別途発生する。オプションサービスの料金内訳と主な内容は以下の通り。なお、このオプションサービスはセット提供のため、光回線と同時に申し込む必要がある。

  • 光回線「NURO光」(NURO 光 2ギガ 3年契約プラン):月額5,200円
  • 「ブラビア月額オプション」:月額1,430円(3年契約)
  • グリーン電力プラン「NURO でんき CO2フリープラン」(回線料金から月501円引き)

リースするブラビアは43型液晶モデルで、ソニーの性能・品質基準を満たした製品となる(型番の指定はできない)。契約期間は3年間で、以降は2年毎の自動更新。契約期間内に中途解約した場合には残価を支払い、買取か返却を選べる。費用などの詳細はNURO光のWebサイトを参照のこと。

NURO でんき CO2フリープランは、天然ガスや石炭、石油などの化石燃料を使って発電された電気に、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーによる電気の「非化石証書(環境価値)」を組み合わせることで、家庭内の使用電力のCO2排出量実質ゼロを実現するプラン。関東ではCDエナジーダイレクト、その他エリアは大阪ガスが小売電気事業者となる(一部エリアをのぞく)。

ソニーでは、2050年までに環境負荷ゼロを目指す環境計画「Road to Zero」を掲げており、その達成に向けた取り組みの一環としてNURO光と、整備済みブラビア、NUROのグリーン電力を組み合わせたオプションを提供。同社では「各家庭で、環境に配慮した電気を使いながら、ソニーの整備製品をリースで利用できる資源循環型サービス」とアピールしている。