任天堂のゲームクリエイター・青沼英二さんが、フランス政府の芸術文化勲章「シュバリエ」に内定したことが分かった。日本経済新聞電子版が報じて、明らかとなった。これがネットで「おめでとうございます!」「すごっ!」などと話題となっている。

  • 「ゼルダの伝説」青沼英二プロデューサー、仏芸術文化勲章「シュバリエ」に内定 - ネットも賛辞の声

    人気アクションRPG「ゼルダの伝説」シリーズの総合プロデューサー・青沼英二さんがフランス政府の芸術文化勲章「シュバリエ」に内定

青沼英二さんは、任天堂のゲームクリエイターで、同社のアクションRPG「ゼルダの伝説」シリーズの総合プロデューサーとして知られる。1988年に発売された「ゼルダの伝説 時のオカリナ」で初めて同シリーズの開発に参加し、2004年に発売された「ゼルダの伝説 4つの剣+」からは、宮本茂さんに代わって同シリーズの総合プロデューサーとなっている。

今回青沼さんが受章する芸術文化勲章は、1957年に創設されたフランス政府が授与する勲章で、芸術や文学の分野で顕著な貢献をした人物に贈られるものだ。この勲章は日本人受賞者も多く、これまでアニメ映画監督の高畑勲さんや、漫画家の鳥山明さんのほか、2006年には「マリオ」シリーズなどを生み出した任天堂のゲームクリエイター・宮本茂さんも受章している。

報道によると、任天堂は「ゼルダの伝説シリーズは個人の功績のみで培われたものではない」としつつ「社員が名誉ある勲章の指名を受けたことは大変喜ばしいことだ」とコメントした」とのことだ。

ネット上では「ファッ!!??青沼さん!!??おめでとうございます!!宮本さんに続いて...!!」「シュヴァリエすごい…イギリスだとSirの称号かな」「勲章とかすごっ!!」「こういうのは日本が率先して勲章あげるべきなのに、日本ではゲームはまだまだ下に見られてるなぁ」「時オカ以降のゼルダシリーズの功労者だしね…すごい」「おめでとう」などの声が寄せられた。