X(旧Twitter)が米国時間の10月17日、年間1ドル相当の支払いを求める新しいサブスクリプション方式「Not A Bot」のテストを、ニュージーランドとフィリピンの2カ国で開始した。ポスト可能な新規アカウント作成を有料化の対象としており、読み取り専用のアカウント作成であれば無料で据え置く。ネットでは「良いんじゃない?」「辞める人増えそう」などと話題だ。

  • 年会費は約1ドル、「X」有料化のテストがはじまる - ネットには賛否の反応

    ポストなどをする新規アカウント向けのサブスクリプション方式「Not A Bot」のテストが開始される

「Not A Bot」の導入は、X上のボットやスパム投稿の削減を目的としたものだとされる。少額であっても要課金とすることで、スパムやボット活動を減らす効果が期待できるそうだ。同社は、プラットフォームのアクセシビリティと手数料のバランスをとることで、強力なボット・スパム対策になると説明している。同社では重ねて、「利益を上げるためのものではない」と強調している。

現在のところ、ニュージーランドとフィリピンでポスト可能な新規アカウントを作成しようとすると、電話番号の認証を行なった後に、年会費で約1ドル相当の「Not A Bot」か、もしくは既存の「X Premium」や「認証済み組織」といったサブスクリプションに加入する必要があるようだ。「Not A Bot」の現地価格はそれぞれ、ニュージーランドで年間1.43ニュージーランドドル(約126円)、フィリピンで年間42.51フィリピンペソ(約112円)だ。

この新しいサブスク方式「Not A Bot」に加入することで、Web版のXでの投稿や、投稿への「いいね!」、返信、リポスト、引用、投稿のブックマークなどが実行可能になる。加入しない場合は、投稿を読んだり、動画を見たり、アカウントをフォローしたりといった「読み取り専用」のアクションしかできない。なお、アカウント作成済みの既存ユーザーは今回の件で影響を受けないとのこと。

ネット上では「これが正式実装されたら新規ユーザーの登録はかなり減るだろうけど、捨て垢とか作るやつはだいぶ消えるだろうな」「アリかもね!」「良いんじゃない?クソみたいなスパムアカウントが減ることに期待」「年間1ドルでボットは減らんだろうとは思うが。支払い情報を紐付ける意味が大きいのかな」「上手く行ったら、全ユーザにやるのかしらね?」「年1ドルならまぁって感じ」「無料じゃないと辞める人増えそう」などの声が寄せられた。