シチズン時計は10月19日に、1回のフル充電で365日間の駆動を実現したクオーツ式の腕時計「Eco-Drive 365」を発売する。レギュラーモデルが2機種、限定モデルが1機種というラインナップで、価格は58,300円~110,000円。

  • 「Eco-Drive 365」のラインナップ。左から、レギュラーモデルの「BN1014-55E」、レギュラーモデルの「BN1015-52E」、限定モデルの「BN1010-05E」

Eco-Drive 365は、新開発のムーブメント「キャリバー E365」を搭載。シチズンが持つ光発電「エコ・ドライブ」ムーブメントをさらに発展させたものだ。このE365ムーブメントとともに、シチズンのデザインアーカイブを深掘りして新しい解釈を加えたという次世代の時計デザインを採用し、グローバルコレクション「CITIZEN CREATIVE LAB(シチズン クリエイティブ ラボ)」としてリリースされる。

レギュラーモデルは、オールブラックの「BN1015-52E」(68,300円)と、ステンレスの素材感を強調したシルバーの「BN1014-55E」(58,300円)という2本。いずれも直線的な面で構成したケースや、12時位置と6時位置の山なりラインからつながるバンドデザインが見どころ。

  • オールブラックカラーのレギュラーモデル「BN1015-52E」

4種類のサイズや色味の異なるラメを調合した文字板では、遮るもののない星空、地球本来の美しさを表現。金属製のインデックスを外周の見返しリングに配置することによって、奥行き感を出している。この配置には、光発電のために文字板の受光効率を高める意味もあるのだろう。時分針はケース形状にあわせて面カットした真鍮針だ。

ケースとバンドの素材はステンレススチール、ケースサイズは径42.5×厚さ11.1mm(設計値)、風防は無反射コーティングのサファイアガラス、防水性能は10気圧。

  • シルバーカラーのレギュラーモデル「BN1014-55E」

一方の限定モデル「BN1010-05E」は、稜線にメリハリを付けたケースラインや、12時・3時・6時・9時位置の赤いインデックスが目を引く。これには京セラが開発したラボグロウン・ルビー(人工ルビー)を用いている。バンドはLWG認証のカーフ。そのほかおもな仕様はレギュラーモデルと共通。世界限定1,200本。

  • 限定モデルの「BN1010-05E」