watchOS 10に追加されたさまざまな新機能の中でも、「スマートスタック」は情報の活用度をアップさせる大きな要素になっています。シンプルな文字盤を使いつつ、情報端末としても活用することを可能にする、スマートスタックの基本&カスタマイズ方法をご紹介します。

スマートスタックとは?

スマートスタックは、さまざまなアプリのウィジェット(情報の一部を表示させる小窓)を1箇所に集約した、直近の情報を一覧できる機能です。時刻や位置情報をもとに、自動的に最適な機能を表示することが特徴です。

  • 朝は天気予報、イベントの時刻が近づくとカレンダー、いつもワークアウトを使用する時間帯にはワークアウトなど、状況に応じて必要なアプリに最短でアクセスできます

スマートスタックの基本的な使い方

スマートスタックは、デジタルクラウンを手前から奥へ回すと表示されます。また、Apple Watch Series 9では文字盤からのダブルタップで表示させることが可能になります(10月のwatchOSアップデートで提供される予定)。

  • デジタルクラウンを手前から奥へ回すと、スマートスタックの画面に。または、画面を下から上にスワイプしてもOKです

  • スマートスタックが表示された状態でデジタルクラウンを回すと、画面がスクロールします。または、下から上にスワイプしてもOKです

  • ウィジェットをタップするとそのアプリが開き、詳しい情報を確認できます

  • デジタルクラウンを奥から手前へ回すと、スマートスタックが閉じます。画面を上から下にスワイプしてもOKです。または、手首を下げることでも自動的に閉じます

スマートスタックにウィジェットを追加する方法

見たいアプリのウィジェットがスマートスタックに表示されない場合は、手動で追加することができます。

  • ウィジェットを開き、画面を長押し。編集画面になったら[+]をタップ。アプリ一覧画面が表示されたらスクロールして、追加したいアプリをタップします

  • 追加したいウィジェットをタップ。[完了]をタップします。ウィジェットが追加されました

アプリによっては複数のウィジェットが用意されているので、お好みのものを選択して追加します。ここに表示されないアプリは、ウィジェット非対応です。

スマートスタックのウィジェットを削除する方法

特定のウィジェットの表示が不要な場合は、削除することができます。

  • ウィジェットを開き、画面を長押し。編集画面になったら、削除したいウィジェットの[−]をタップ。[完了]をタップします

スマートスタックの最上部に特定のウィジェットを固定表示する方法

スマートスタックの最上部に、特定のウィジェットを固定表示することができます。

  • ウィジェットを開き、画面を長押し。編集画面になったら、固定表示させたいウィジェットの黄色い[ピン]アイコンをタップ→[完了]をタップします。ウィジェットを開くと、常に最上部に固定表示されます