2023年9月21日から開催している「東京ゲームショウ2023(TGS2023)」にて、「日本ゲーム大賞 2023」の経済産業大臣賞、年間作品部門、ゲームデザイナーズ大賞が発表された。
「経済産業大臣賞」に選ばれたのは、「ファミリーコンピュータ」。通常、ゲーム産業の発展に寄与された「人物」や「団体」に授与される賞だが、ゲーム文化を作ったファミリーコンピュータの不朽の貢献を鑑み、また、ファミリーコンピュータに携わったすべての人に敬意を表した結果として、今年の「経済産業大臣賞」に選出された。
「年間作品部門」では、「優秀賞」と「ベストセールス賞」に加え、「優秀賞」の中から「大賞」を決定。また、クリエイターの投票により「ゲームデザイナーズ大賞」が決定する。
対象は、2022年4月1日から2023年3月31日までの間、日本国内で発売された作品。2023年4月10日から7月21日までの一般投票で選出された1,073タイトルのうち、日本ゲーム大賞選考委員会の審査を経て、各賞を決定した。
「優秀賞」に選ばれたのは11作品。以下のタイトルが選ばれた。
『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン』
『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』
『スプラトゥーン3』
『ゼノブレイド3』
『ソニックフロンティア』
『地球防衛軍6』
『バイオハザード RE:4』
『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』
『ホグワーツ・レガシー』
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』
『モンスターハンターライズ:サンブレイク』
「ベストセールス賞」に選ばれたのは『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』で、「優秀賞」と「ベストセールス賞」の2冠を獲得。「ゲームデザイナーズ大賞」は、『RPGタイム︕~ライトの伝説~』が受賞した。
そして「優秀賞」のうち、「大賞」に選ばれたのは、『モンスターハンターライズ:サンブレイク』だ。『モンスターハンターライズ』の超大型拡張パックで、一般投票にて、多くのユーザーから熱狂的な支持が寄せられ、日本ゲーム大賞年間作品部門の大賞に輝いた。